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【注目銘柄ダイジェスト】:野村マイクロがストップ高、オービックが大幅反落

2023/10/25 16:51 FISCO
*16:51JST 【注目銘柄ダイジェスト】:野村マイクロがストップ高、オービックが大幅反落 <4816> 東映アニメ 13160 -610 伸び悩んで大幅反落。前日に業績予想の上方修正を発表。上半期営業利益は従来予想の97億円から113億円に、通期では175億円から190億円にそれぞれ引き上げた。前年度公開の映画の波及効果が継続し、配信権販売や商品化権販売などが想定以上に好調推移した。ただ、第1四半期の収益悪化は評価損が要因とみられ、通期コンセンサスは200億円程度だったことから、材料出尽くしと捉えられたようだ。 <3498> 霞ヶ関キャピタル 8070 -660 大幅続落。前日に24年8月期の配当計画上方修正を発表している。プライム市場上場記念配当50円を期末に実施し、年間配当金は従来計画の120円から170円にするとしている。前期の配当金は60円であった。ただ、増配後でも前日終値ベースでの配当利回りは1.9%程度の水準にとどまっており、利回り妙味が高まる状況には至らず。決算発表後に株価が急伸してきたことで、一段の出尽くし感につながっているようだ。 <4684> オービック 20965 -970 大幅反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は354億円で前年同期比15.2%増となった。第1四半期の同15.6%増に対して7-9月期も同14.7%増と、クラウド契約の増加に伴って順調な業績推移が続く形に。通期予想の700億円、前期比12.0%増は据え置き。好決算ではあるものの、順調な業績推移は株価に織り込み済みで、今回の決算でインパクトは限定的であったことから、出尽くし感が先行する状況に。 <7309> シマノ 21310 +810 大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は182億円で前年同期比60.2%減となったが、ほぼ市場コンセンサス線上での着地に。通期予想は従来の700億円から770億円に上方修正した。自転車部品・釣具ともに販売環境は厳しい状況であるが、懸念されたほどの落ち込みは回避される状況。株価も低水準での推移が続いていたことから、目先のあく抜け材料につながったようだ。 <6954> ファナック 3752 -38 反落。UBS証券では投資判断を「バイ」から「セル」に2段階格下げ、目標株価も5100円から3000円に引き下げている。FA事業とロボット事業の成長見通しを引き下げ、23年度以降の業績予想を下方修正。循環調整は株価に織り込まれたものの、同社が直面している構造的問題は今後織り込まれる余地としている。ロボット需要は中国が過半を占めており、同社では競合環境に対応する必要性が高まっていると指摘。 <8218> コメリ 2953 -117 大幅続落。前日に上半期決算を発表、営業利益は138億円で前年同期比19.0%減となり、通期予想は従来の270億円から218億円、前期比16.3%減に下方修正している。一転しての2ケタ減益となる見通し。記録的な猛暑の影響により、屋外作業や園芸農薬、初秋のガーデニング・家庭菜園に関連する商品の販売が低調に推移し、昨年発生した台風による防災・補修需要の反動も大きく響く形となっているようだ。 <6999> KOA 1448 -179 急落。前日に上半期決算を発表、営業利益は14.5億円で前年同期比74.1%減となり、通期予想は従来の67億円から23億円、前期比77.5%減に下方修正している。産業機器や民生機器市場を中心に国内外で顧客の在庫調整が継続しており、需要の回復は来期以降にずれ込む見通しとなっているようだ。通期の市場コンセンサスは60億円程度であったとみられ、想定以上の下方修正をネガティブ視する動きに。 <2270> 雪印メグ 2301 +56 大幅反発。前日に収益予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の70億円から112億円、前年同期比52.4%増に、通期では140億円から182億円、前期比39.4%増にそれぞれ引き上げている。価格改定の着実な浸透、エネルギー価格などコスト上昇が想定レベルより低下したことなどが背景に。上振れは想定線だが、上半期の増益率は第1四半期よりも一段と拡大する形で、修正幅は想定以上とみられる。 <3923> ラクス 1838 +71.5 大幅続伸。前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の13.5億円から17.2億円、前年同期比2.5倍の水準に引き上げ。主力サービスである楽楽精算、楽楽明細の新規受注が想定以上に好調であったほか、人件費、広告宣伝費、外注費などの費用が予想よりも低減できているもようだ。第1四半期決算時に9.9億円から13.5億円に上方修正しており、再度の上方修正となる形に。 <6254> 野村マイクロ 6920 +1000 ストップ高。前日に業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の28.7億円から57億円、前年同期比3.6倍に、通期では70億円から96.5億円、前期比47.3%増にそれぞれ引き上げ。水処理装置・メンテナンスともに受注が堅調に推移し、大型水処理装置案件の工事なども想定以上に好進捗となった。第1四半期業績から上振れ期待は高かったものの、上半期上振れ幅の大きさにはポジティブなインパクトが先行。
関連銘柄 10件
2270 東証プライム
2,675
7/3 0:00
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時価総額 189,262百万円
乳業メーカー大手。国内シェア首位のバターやマーガリンに強み。国産チーズや機能性ヨーグルトを強化中。24.3期3Q累計は固定費増で乳製品の採算低下。だが飲料・デザート類の価格改定が進展して増収・大幅増益に。 記:2024/03/12
3498 東証プライム
13,210
7/3 0:00
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時価総額 126,103百万円
物流施設開発やホテル開発、ヘルスケア施設開発等を行う不動産コンサルティング事業を展開。海外事業はドバイに注力。積極採用で組織体制を強化。稼働中のホテル客室数は540室超。熱海市でホテル開発用地を取得。 記:2024/05/08
3923 東証プライム
2,008
7/3 0:00
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時価総額 363,882百万円
経費精算クラウド「楽楽清算」や明細発行のソフトウェアを手掛けるBtoB・SaaS企業。中堅中小企業向けのバックオフィス業務効率化クラウドを展開。IT人材派遣も事業領域。業容好調で3Q累計は増収・利益急伸。 記:2024/03/28
4684 東証プライム
21,210
7/3 0:00
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時価総額 2,112,516百万円
独立系システムインテグレーター。統合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」が主力。ERP市場で国内トップシェア。企業内システムの設計から導入、保守までの一貫体制構築。OBIC7シリーズは新規顧客開拓進む。 記:2024/05/17
4816 東証スタンダード
2,515
7/3 0:00
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時価総額 528,150百万円
東映系アニメ製作会社。1956年創立。ワンピースやプリキュアなどの映像製作、キャラクター版権ビジネスが柱。商品販売事業、キャラクターショー等も。主力作品の安定収益確保を図る。海外事業にも引き続き注力。 記:2024/06/15
4,225
7/3 0:00
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時価総額 171,569百万円
大手超純水製造装置メーカー。半導体やFPD向け装置を中心に、水処理装置を設計、施工、販売。水処理装置売上は好調。受注済み大型水処理案件の工事は進捗順調。低採算案件は一巡。24.3期3Qは大幅増収増益。 記:2024/04/09
6954 東証プライム
4,466
7/3 0:00
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時価総額 4,508,637百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
6999 東証プライム
1,523
7/3 0:00
±0(%)
時価総額 61,651百万円
抵抗器中心の電子部品メーカー。サーミスター、集積回路、磁気ディスクなどを手掛ける。固定抵抗器で世界トップシェア。日本、中国は家電向け等が伸び悩む。24.3期3Qはヨーロッパが増収。自動車向けが販売増。 記:2024/04/07
7309 東証プライム
24,915
7/3 0:00
±0(%)
時価総額 2,271,251百万円
自転車部品大手。スポーツ自転車向けに強く、変速機やブレーキなどで世界トップシェア。リールやロッドなど釣具も手掛ける。自転車部品ではグラベル専用コンポーネント「SHIMANO GRX」などの製品が好評。 記:2024/04/30
8218 東証プライム
3,505
7/3 0:00
±0(%)
時価総額 190,704百万円
ホームセンター大手。新潟県新潟市に本社。店舗数は1200店舗超。園芸・農業用品に強み。ECサイト「コメリドットコム」の運営等も行う。コメリカード等のカード会員数は500万人超。既存店の改装を推進。 記:2024/05/10