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【注目銘柄ダイジェスト】:住友精化が急騰、レノバが急落

2022/11/8 16:53 FISCO
*16:53JST 【注目銘柄ダイジェスト】:住友精化が急騰、レノバが急落 <9613> NTTデータ 1970 -117 大幅続落。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は504億円で前年同期比18.5%減となり、上半期は1079億円で同1.1%減と減益に転じた。戦略投資の増加に加え、不採算案件の発生などが減益要因となった。通期予想は2360億円、前期比11.0%増を据え置いた。公共・社会基盤以外のセグメントは総じて増益となり、不採算案件の引き当ても完了とされているが、上半期減益決算がマイナス視された。 <8113> ユニチャーム 4915 +459 急伸。前日に第3四半期決算を発表、7-9月期コア営業利益は362億円で前年同期比1.7%増となり、355億円程度の市場コンセンサスを上回り、増益に転じた。原材料費や物流費の上昇を販売数量増加などでカバーした。第4四半期は販促費減少などによる大幅増益を想定し、通期予想1270億円、前期比3.7%増は据え置いている。同業他社比での相対的に底堅い決算を確認で、見直しの動きが優勢になっている。 <7272> ヤマハ発 3565 +405 急伸。前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は718億円で前年同期比57.8%増となり、上半期の同6.2%減から大幅増益に転換し、第3四半期累計でも2ケタ増益に転じた。通期営業利益は従来予想の2000億円から2200億円に上方修正。為替相場の前提を円安方向に見直したことが主因のようだ。為替効果を除いても、7-9月期は会社計画を上振れたとみられ、ポジティブな反応が優勢に。 <9684> スクエニHD 7000 +280 大幅続伸。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は116億円で前年同期比1.8%減。開発費の償却費用などが先行して、市場予想をやや下回る着地になった。ただ、売上高は同10.2%増となるなど、第1四半期の同15.5%減から大きく好転、事業モメンタムは良好と捉えられた。通期業績予想は非開示であるが、説明会では増収増益を目指す姿勢も示されたもようで、ポジティブに受け止められているようだ。 <6976> 太陽誘電 4110 +115 切り返して大幅続伸。前日に第2四半期決算を発表。7-9月期営業利益は165億円で前年同期比15.5%減、市場予想を10億円程度下振れた。通期予想も700億円から420億円にまで下方修正、市場予想も250億円程度下振れる水準に。ただ、下振れ自体は織り込み済みで、直近では村田製<6981>の下方修正による連想売りもされていた。新予想は保守的過ぎるとの見方もあり、当面の悪材料出尽くし感が優勢に。 <2229> カルビー 2776 -116 大幅続落。前日は場中の決算発表後に乱高下の末やや軟化、本日は一段安の展開に。7-9月期営業益は48.8億円で前年同期比23.3%減、市場予想を5億円程度下振れた。また、通期予想は従来の255億円から220億円に下方修正し、一転して2ケタ減益見通しに。円安などがコストアップ要因となるもよう。前日は自社株買い発表が下支えしたが、本日は予想外の2ケタ減益見通しをマイナス視する動きが優勢となった。 <9519> レノバ 2781 -419 急落。前日に上半期決算を発表、営業利益は74.3億円で前年同期比84.9%増となっている。ただ、第1四半期の61.1億円、同2.5倍に対して、7-9月期は13.2億円で同14.1%減益となり、年初来安値水準からは株価も大きく水準訂正していたこともあり、売り材料と捉えられているようだ。四日市ソーラーの権益売却が第1四半期にあったほか、ベトナム事業やドル高なども重しとなったようだ。 <7004> 日立造 950 +79 大幅反発。前日に上半期決算を発表。営業利益は1.5億円となり、上半期としては10期ぶりの黒字化を果たした。通期売上高予想は従来の4600億円から4800億円に引き上げ、売上増がコストアップを吸収するとして、収益予想は据え置いた。また、通期受注高計画は5000億円から5800億円にまで引き上げ。国内外で順調にごみ焼却発電プラントが受注できているもよう。来期以降の業績の安心感にもつながっている。 <4008> 住友精化 3565 +550 急騰。前日に上半期決算を発表。営業利益は64.2億円で前年同期比72.0%増となり、通期予想は従来の70億円から110億円に上方修正した。吸水性樹脂事業を中心に、円安効果や販売価格是正効果が表面化しているようだ。加えて、配当方針を変更して、配当性向30%以上を基準にするとしており、23年3月期年間配当金も、従来計画の120円から200円にまで引き上げ、前期比80円の増配となる。 <4310> DI 2614 +280 急伸。第一生命HD<8750>が子会社のアイペットホールディングス<7339>を完全子会社化し、株式公開買い付け(TOB)に係る応募契約の締結を行ったと発表。同社はアイペットHDの55.87%を保有する筆頭株主で、一株3550円で全株式を売却する。第3四半期以降、同社の連結決算から除外されるが、同期において約182億円の特別利益を計上する見込み。なお、同時に発表した第2四半期決算も好材料視された。
関連銘柄 13件
2229 東証プライム
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時価総額 467,817百万円
かっぱえびせんなどスナック菓子大手。ポテトチップスは国内シェア高い。北米、アジアなど海外でも事業展開。25年度の海外売上高比率は30〜35%目標。中長期的に「じゃがりこ」をグローバルブランドに育成へ。 記:2024/04/29
4008 東証プライム
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時価総額 71,961百万円
機能化学品メーカー。紙おむつの高吸水性樹脂に強み。化粧品向けポリマーやエレクトロニクスガス、工業薬品等を製造、販売する。今期3Q累計は吸水性樹脂の販売価格が低下。エレクトロニクスガス等の販売が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4310 東証プライム
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9/30 15:00
-30(%)
時価総額 23,578百万円
経営コンサルティング会社。大企業向けの産業プロデュースや事業創造支援、M&A支援、ファンド運営を行う。ベンチャー企業への投資も行う。今期3Q累計はビジネスプロデュースが堅調も、ベンチャー投資が足踏み。 記:2024/04/15
6976 東証プライム
2,915.5
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時価総額 379,651百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
6981 東証プライム
2,806.5
9/30 15:00
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時価総額 5,690,019百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7004 東証プライム
991
9/30 15:00
-19(%)
時価総額 168,683百万円
ごみ焼却発電施設、海水淡水化プラント等の建設を行う環境部門が主力。1881年創業。ごみ焼却発電施設で世界シェアトップクラス。精密機械、風力発電等も。25.3期は営業増益計画。環境事業の収益改善等を見込む。 記:2024/07/04
7272 東証プライム
1,280
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-73.5(%)
時価総額 1,344,835百万円
二輪車を主力とするランドモビリティ事業が柱。船外機が主力のマリン事業、ロボティクス事業等も。1955年に日本楽器製造(現ヤマハ)から分離独立。海外売上比率が高い。二輪車はインド、ブラジルで強い需要続く。 記:2024/07/04
3,540
2/28 14:59
±0(%)
時価総額 38,551百万円
アイペット損害保険を中核とする持株会社。ペット保険市場シェア国内2位。契約継続率は約90%。ペットの困りごと相談サイトも運営。業容好調で、3Q累計は利益急伸。第一生命HDのTOBで、3月1日上場廃止へ。 記:2023/02/07
8113 東証プライム
5,183
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-84(%)
時価総額 3,217,783百万円
大手衛生用品メーカー。生理用品、ベビー用紙おむつで国内トップシェア。ペットケア用品、業務用食品包装資材等も。海外売上高比率は6割超。大人用排泄ケア用品は東南アジア地域で商品ラインアップの拡充図る。 記:2024/06/29
3,682
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-52(%)
時価総額 3,797,427百万円
第一生命保険を中核とする持株会社。第一フロンティア生命保険、アイペット損害、ベネフィット・ワンなども傘下に持つ。既存進出国の資本効率改善などに取り組む。中期経営計画では27.3期ROE10%程度目標。 記:2024/08/30
9519 東証プライム
1,010
9/30 15:00
+13(%)
時価総額 92,056百万円
再エネ発電所を開発・運営。太陽光を軸にバイオマス、洋上風力発電事業も。小規模分散型の太陽光発電所も順次運転を開始したことで、発電量は順調に増加。東京ガとの間で資本業務提携、第三者割当増資で資本増強。 記:2024/08/26
9613 東証プライム
2,574.5
9/30 15:00
-93.5(%)
時価総額 3,610,736百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10
5,695
9/30 15:00
+25(%)
時価総額 697,820百万円
スクウェア・エニックス、タイトーなどを傘下に収める持株会社。ファイナルファンタジー、ドラゴンクエストなどRPGで存在感。配当性向30%が基本方針。開発体制の整備、新作タイトルのデジタル販売強化等に注力。 記:2024/07/05