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19日の中国本土市場概況:上海総合0.7%安で4日ぶり反落、消費関連に売り

2023/4/19 16:59 FISCO
*16:59JST 19日の中国本土市場概況:上海総合0.7%安で4日ぶり反落、消費関連に売り 19日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比23.20ポイント(0.68%)安の3370.13ポイントと4日ぶりに反落した。 新規材料に乏しい中で、売り圧力が意識される流れ。中国重要経済指標の発表は前日でほぼ一巡している。上海総合指数は前日まで3日続伸し、足もとでは約9カ月半ぶりの高値水準を切り上げていた。また、主要企業の決算報告が進む中、業績動向を見極めたいとするスタンスも買い手控えにつながっている。(亜州リサーチ編集部) 業種別では、消費関連の下げが目立つ。家電の海爾智家(600690/SH)が2.5%安、食品の桃李面包(603866/SH)と化粧品の上海家化聯合(600315/SH)がそろって2.4%安、乳製品の上海妙可藍多食品科技(600882/SH)が2.3%安、自動車の長城汽車(601633/SH)が2.0%安、免税店の中国旅遊集団中免(601888/SH)が1.9%安で引けた。長城汽車の穆峰・総裁は18日、国内の新エネルギー自動車(NEV)市場における競争激化に懸念を示している。「中国NEVメーカーで実質的に黒字を確保している企業は実質ゼロだ」と指摘した。 不動産株も安い。金地集団(600383/SH)が4.3%、新城控股集団(601155/SH)が4.2%、信達地産(600657/SH)が2.4%、保利地産(600048/SH)が2.3%ずつ下落する。医薬品株、エネルギー株、素材株、インフラ関連株、運輸株なども売られた。 半面、ITハイテク株の一角は物色される。電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)がストップ(10.0%)高、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)と情報技術サービスの中電科数字技術(600850/SH)がそろって3.9%高、金融機関向けソフト開発会社の恒生電子(600570/SH)が2.2%高で取引を終えた。メディア・娯楽株、銀行株も買われている。 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.94ポイント(0.65%)安の296.01ポイント、深センB株指数が8.80ポイント(0.74%)安の1173.47ポイントで終了した。 亜州リサーチ(株) 《CS》