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15日の中国本土市場概況:上海総合1.6%高で2日ぶり反発、景気テコ入れ期待

2022/11/15 17:16 FISCO
*17:16JST 15日の中国本土市場概況:上海総合1.6%高で2日ぶり反発、景気テコ入れ期待 15日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比50.68ポイント(1.64%)高の3134.08ポイントと反発した。 指標下振れで景気テコ入れ期待が高まる流れ。取引時間中に公表された10月の中国経済統計では、鉱工業生産、小売売上高、固定資産投資などの伸びが事前予想以上に低下している。また中国の習近平主席と米国のバイデン大統領が14日にインドネシアで初めて直接会談し、衝突回避で合意したことも買い安心感を誘った。9月22日以来となる心理的節目の3100ポイントを回復している。(亜州リサーチ編集部)。 業種別では、電子部品、電器関連の上げが目立つ。江蘇長電科技(600584/SH)が8.1%、杭州士蘭微電子(600460/SH)が7.1%、盛洋科技(603703/SH)が4.1%、北京金自天正智慧控制 (600560/SH)が4.0%ずつ上昇した。 不動産や醸造も高い。不動産セクターでは天地源 (600665/SH)、湘財股フン(600095/SH)、聞泰科技(600745/SH)がストップ高した。醸造セクターでは安徽金種子酒業 (600199/SH)が7.6%高、今世縁酒業(603369/SH)が3.9%高だった。発電設備株、化学繊維株、プラスチック製品株なども買われている。 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.90ポイント(1.35%)高の292.64ポイント、深センB株指数が12.85ポイント(1.14%)高の1138.06ポイントで終了した。 亜州リサーチ(株) 《FA》