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*09:23JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、ブレント原油など商品市況の上昇が好感 【ブラジル】ボベスパ指数　122979.96　+0.03％ 18日のブラジル株式市場は4日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比42.09ポイント高(+0.03％)の122979.96で取引を終了した。122549.8から123543.7まで上昇した。 前日の終値近辺でもみあった後は後半に上げ幅を拡大させた。内需関連の上昇が指数をサポート。新型コロナウイルスワクチン接種の加速に伴う経済活動の再開期待が高まったもようだ。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。また、米株安なども警戒された。 【ロシア】MICEX指数　3687.96　+1.33％ 18日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比48.35ポイント高(+1.33％）の3687.96で取引を終了した。3670.10から3700.19まで上昇した。 高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。ブレント原油など商品市況の上昇が好感され、資源の一角に買いが広がった。また、企業業績の改善も支援材料。一方、MOEX指数が過去最高値水準で推移し、買い一服後は伸び悩む展開となった。 【インド】SENSEX指数　50193.33　+1.24％ 18日のインドSENSEX指数は続伸。前日比612.60ポイント高(+1.24％)の50193.33、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同184.95ポイント高(+1.24％)の15108.10で取引を終えた。 高く寄り付いた後は狭いレンジでもみあった。企業業績の改善が好感され、対象セクターに買いが広がった。自動車大手タタ・モーターズ（TTMT）はこのほど、1-3月期の単独決算での純利益が前年同期の487億1000万ルピー（約726億円）の赤字から164億6000万ルピーの黒字に転換したと発表した。また、国内での新型コロナウイルス感染の落ち着きも引き続き支援材料となった。 【中国本土】上海総合指数　3529.01　+0.32％ 18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比11.40ポイント高（+0.32％）の3529.01ポイントと小幅ながら3日続伸している。約2カ月半ぶりの高値水準を切り上げている。 原油や金属の市況高が追い風。WTI原油先物は1.4％高と続伸し、ロンドン金属取引所（LME）では銅やアルミなど主要産品の先物が軒並み上昇した。経済活動の早期正常化も期待される状況。中国国家衛生健康委員会は17日、国内の新型コロナウイルスワクチン接種回数が16日時点で累計4億693万8000回に達したと報告した。外電の試算によると、16日単日の接種回数は1395万回に達し、過去最高を記録している。ただ、上値は重い。経済回復に伴い、金利が上昇するとの警戒感も依然としてくすぶっている。指数は安く推移する場面もみられた。 《CS》