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サスメド Research Memo(2):「ICTの活用により持続可能な医療サービスを社会に提供し続けること」を目指す

2024/9/20 11:02 FISCO
*11:02JST サスメド Research Memo(2):「ICTの活用により持続可能な医療サービスを社会に提供し続けること」を目指す ■会社概要 1. 会社概要 サスメド<4263>は、ミッションに「ICTの活用によって持続可能な医療サービスを社会に提供し続けること」を掲げ、新しい治療方法の提案、創薬プロセスの効率化による開発コストの適正化、医療データの活用による医薬産業のバリューチェーン全体の効率化を目指し、医薬品及び医療機器に次ぐ第三の治療法として注目されているDTxを開発する研究開発段階のベンチャー企業である。社名の由来は「SUStainable MEDicine」である。 本社所在地は東京都中央区日本橋本町で、2024年6月期末時点の総資産は4,932百万円、純資産は4,604百万円、株主資本は4,584百万円、自己資本比率は92.9%、発行済株式数は16,759,300株(自己株式11株を含む)である。従業員数は2024年8月末時点で39名である。 2. 沿革 2015年7月にサスメド合同会社を設立して創業し、2016年2月に株式会社に組織変更した。その後、2021年12月に東京証券取引所(以下、東証)マザーズに新規上場し、2022年4月の東証市場再編に伴って東証グロース市場へ移行した。 事業展開では、2016年9月に不眠障害治療用アプリの臨床試験を開始、2018年6月にブロックチェーン技術を用いた臨床開発支援システムの実証試験を開始、2019年2月にDTx開発支援サービスの提供を開始、同年5月に機械学習自動分析システムの提供を開始した。2021年12月には不眠障害治療用アプリに関して塩野義製薬<4507>と販売提携契約を締結し、2023年2月に不眠障害治療用アプリの医療機器製造販売承認を取得(その後、2024年8月に製造販売承認事項一部変更承認申請)した。また、2022年11月には杏林製薬<4569>と耳鼻科領域における治療用アプリの共同研究開発及び製品上市後の販売に関する契約を締結、2023年9月にはあすか製薬(株)(あすか製薬ホールディングス<4886>の子会社)と産婦人科領域における治療用アプリの共同研究開発及び製品上市後の販売に関する契約を締結している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) 《HN》
関連銘柄 4件
4263 東証グロース
619
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 10,374百万円
不眠障害などの治療用アプリ開発、汎用臨床試験システムや機械学習自動分析システムの提供等を行う。杏林製薬と耳鳴治療用アプリの共同開発を行う。不眠障害治療用アプリは保険適用希望書の再提出に向けて調整中。 記:2024/06/25
4507 東証プライム
2,094.5
11/22 15:30
+35.5(%)
時価総額 1,863,334百万円
製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
4569 東証プライム
1,499
11/22 15:30
+8(%)
時価総額 96,847百万円
1923年創業の医薬品メーカー。咳嗽治療薬「リフヌア」、ニューキノロン系抗菌剤「ラスビック」、過活動膀胱治療剤「ベオーバ」等が主要製品。呼吸器科、耳鼻科、泌尿器科にリソース集中。パイプラインの拡充に注力。 記:2024/10/11
2,036
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 62,226百万円
あすか製薬を中核とする持株会社。1920年創立。内科、産婦人科、泌尿器科が重点領域。甲状腺領域で国内トップシェア。動物用医薬品等も手掛ける。配当性向30%目安。25.3期は産婦人科領域製品の増収見込む。 記:2024/06/28