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ネクスグループ Research Memo(4):中核事業のモバイル通信機器の技術力を幅広い成長領域に展開
2024/8/20 13:24
FISCO
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*13:24JST ネクスグループ Research Memo(4):中核事業のモバイル通信機器の技術力を幅広い成長領域に展開 ■ネクスグループ<
6634
>の強みと事業リスク 1. 強み 同社グループの強みとして、以下が挙げられる。 (1) 設立以来培われてきた中核技術であるモバイル通信機器に関する技術力によって、幅広い分野の機器・端末とネットワークを構築できる。このため、AIやロボットなど、将来性のある先端分野に的確な製品・サービスを提供し、事業拡大できるポテンシャルを有している。 (2) 同社の主要株主であるフィスコグループから人材の連携・サポートがあり、内部管理体制強化や優秀な人材の確保、管理部門の組織強化など、経営上の支援が受けられる。 (3) 同社グループはファブレス経営である。生産工場を持たないことで製造設備の初期投資を企画、研究、開発などに集中投資できるほか、事業環境の変化に柔軟に対応した事業戦略が可能である。 2. 事業リスク 同社グループにおける主な事業リスクとしては、以下が挙げられる。 (1) 同社グループには研究開発型企業が存在するため、常に新しい技術をグループ内に蓄積していくことが競争力の源泉となる。したがって優秀な技術者の確保と育成が困難になった場合、または優秀な人材が流出した場合、同社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性がある。また、想定していなかった新技術などにより事業環境が変化した場合、必ずしも迅速には対応できない恐れや、研究開発費などの費用が多額となる可能性がある。 (2) 同社グループは、モバイル通信機器などの製造の大部分を外部にアウトソースしているファブレス経営である。このため、アウトソース先企業の経営状況や同社グループによる今後のアウトソース先の開拓・維持、及びグループ内製造の対応の状況が、同社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性がある。 (3) 同社グループの主力製品であるデータ通信端末などのモバイル通信機器は、通信事業者の仕様に基づいて開発・生産され、通信事業者が全量を買い取る取引形態である。このため、通信事業者との契約内容の変更、販売価格や取引条件の変更、または新規契約の成否が、同社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性がある。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 茂木稜司) 《SO》
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ネクスグループ
101
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時価総額 3,850百万円
モバイルインターネットデバイス、M2Mモジュール等を手掛けるIoT関連事業が主力。メタバース・デジタルコンテンツ事業、暗号資産・ブロックチェーン事業も。レグラスと会話型AIにおける共同研究を行う。 記:2024/07/02
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