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CSSHD Research Memo(8):2024年9月期は好業績を反映して、大幅な増配を予定

2024/7/26 13:28 FISCO
*13:28JST CSSHD Research Memo(8):2024年9月期は好業績を反映して、大幅な増配を予定 ■株主還元策 CSSホールディングス<2304>は株主還元策として配当を実施している。配当の基本方針としては、株主への利益還元を重要な経営課題の1つとして受け止め、業績・連結配当性向及び今後の経営における施策等を総合的に勘案し、継続的かつ安定的に利益配分を行うことを基本方針としている。 2024年9月期の1株当たり配当金については、中間配当は期初予想どおり10.0円としたが、好業績の見通しに加え2024年12月には創業40周年の節目を迎えることから、期末配当は期初予想の10.0円から、普通配当10.0円と記念配当10.0円の計20.0円に修正し、年間配当は前期比13.0円増の30.0円とする予定である。この結果、配当性向は40.4%となる見通しで、東証プライム・スタンダード・グロース市場に上場する2024年3月期における全産業平均の32.6%及びサービス業平均の38.8%を上回り、株主還元にも前向きであると評価できる。 東証ではPBR1倍割れが約半分を占める日本株へのテコ入れとして、プライム市場及びスタンダード市場の全上場会社を対象に、資本コストや株価を意識した経営への取り組みを求めている。同社グループでは2023年9月期にはコロナ禍の影響を脱し事業環境が好転した結果、「スチュワード事業」「フードサービス事業」「空間プロデュース事業」のすべてのセグメントで大幅な増収増益となった。その結果、2023年12月末時点のPBRは1.85倍、ROEは10.2%となり、目安となるPBR1倍、ROE8%の基準を超えている。弊社は、同社が今後も新中期経営計画に従ってさらなる業績向上を目指し、各セグメントで十分な利益水準を確保することでROE8%を安定的に計上し、PBR1倍を超える企業価値を維持できると考えている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希) 《SO》
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ホテル・レストラン中心に厨房管理業務、清掃業務を行うスチュワード事業が中核。空間プロデュース事業、従業員食堂・ホテル内レストランの運営受託等も展開。スチュワード事業では業務委託の引き合いが着実増。 記:2024/08/05