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ウイングアーク Research Memo(11):2025年2月期は5.3円増の84.0円配当を計画

2024/5/21 16:01 FISCO
*16:01JST ウイングアーク Research Memo(11):2025年2月期は5.3円増の84.0円配当を計画 ■株主還元策 ウイングアーク1st<4432>は、株主に対する利益還元を経営の重要課題として認識しており、成長性を維持するために将来の事業展開と経営体質強化に必要な内部留保を確保しつつ、毎期における業績を勘案のうえ株主還元を実施することを基本方針としている。 内部留保資金は経営体質の強化に充当するとともに、新製品や新しいサービスを提供するための投資・開発、M&A等の原資として活用する方針である。また同社は年間2回の配当を基本方針としているが、配当基準日を毎年5月31日、8月31日、11月30日及び2月末日と基準日を定めており、株主への機動的な利益還元を可能としている。 同社は、2023年10月に配当政策の変更を発表した。2024年2月期から株主還元方針について「30%程度の連結配当性向」から「50%程度の総還元性向」へ変更する。リカーリングビジネスを中心とした安定的な事業成長の実現及びキャッシュ・フローの健全性の高まりを背景に財務体質の改善を推し進め、一定の成果を得ることができたためとしている。なお、2022年1月13日公表の中期経営方針に記載の還元政策のとおり、2023年2月期から2027年2月期の5ヶ年は、親会社の所有者に帰属する当期利益が2022年2月期の水準(4,352百万円)を下回る場合、2022年2月期の年間の配当金42.6円を維持する方針である。 2024年2月期の年間1株当たり配当金は78.7円(配当性向50.2%)となった。2025年2月期は親会社の所属者に帰属する当期利益が5,800百万円を計画しているため、年間1株当たり配当金は前期から5.3円増配の84.0円(配当性向50.1%)を計画している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 井上 康) 《SO》
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帳票・文書管理ソフトが柱。経営判断支援ツールも。クラウドサービスを強化。旺盛なDX需要を追い風にライセンス販売やクラウド売上が拡大。システム開発会社を買収。自治体向け強化へ。総還元性向5割目安。 記:2024/08/13