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ミダックHD Research Memo(7):2024年3月期通期増収増益予想を据え置き、さらに上振れの可能性

2024/1/12 14:37 FISCO
*14:37JST ミダックHD Research Memo(7):2024年3月期通期増収増益予想を据え置き、さらに上振れの可能性 ■今後の見通し ● 2024年3月期通期連結業績予想の概要 ミダックホールディングス<6564>の2024年3月期の連結業績予想は期初計画を据え置いて、売上高が前期比8.8%増の8,454百万円、営業利益が同9.4%増の3,013百万円、経常利益が同6.8%増の2,875百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.7%増の1,731百万円としている。売上面は管理型最終処分場「奥山の杜クリーンセンター」の受け入れ枠拡大などにより、最終処分を中心に受託量が順調に増加して増収、利益面は販管費の増加を増収効果や中間処理施設稼働率向上などで吸収して増益予想としている。なお設備投資額は土地取得や新規廃棄物処理施設に係る投資で同3.4倍の5,098百万円、減価償却費+のれん償却費は同10.9%増の893百万円の計画としている。 通期予想に対する上期の進捗率は売上高が49.6%、営業利益が45.0%、経常利益が46.0%、親会社株主に帰属する当期純利益が43.5%だった。季節要因で第2四半期に売上高・利益がともに減少する傾向があるため、期初時点で下期偏重の計画(売上高は上期4,044百万円、下期4,410百万円、営業利益は上期1,212百万円、下期1,801百万円)だったことを考慮すれば、順調な水準と言えるだろう。さらに、上期が計画を上回り一転増益で着地したこと、下期は新規連結2社も寄与すること、グループシナジー向上効果も期待されることなどを勘案すれば、通期予想も上振れの可能性が高いだろうと弊社では考えている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) 《AS》
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産業廃棄物の収集運搬、中間処理、最終処分を行うミダックを中核とする持株会社。廃棄物処分事業の売上構成比率が高い。仲介管理事業なども手掛ける。「奥山の杜クリーンセンター」の廃棄物受託量の増加などに注力。 記:2024/07/28