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今週のマーケット展望「日経平均予想は33000~33800円」マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)

2023/9/19 10:14 FISCO
*10:14JST 今週のマーケット展望「日経平均予想は33000~33800円」マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ) 皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。 3連休はゆっくりできましたでしょうか?連休明けの今週は、FOMCや日銀金融政策決定会合が控えています。注目していきましょう! さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、9月19日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。 まず広木さんは、今週の予定について、『今週は三連休明けで4営業日の立ち合いだ。米連邦公開市場委員会(FOMC)が19-20日、日銀金融政策決定会合が21-22日の日程で開催されるため、今週の4営業日はまるまる様子見となる可能性が高い』としながらも、『ただ、どちらも現状維持となることが予想されている。FOMCでは利上げが見送られ、日銀会合も政策変更はないだろう』と見解を述べています。 焦点は『FRBが示す今後の経済・政策金利見通しだ』として、『どのようなものが出てくるか、予断を持たずに臨むしかないが、サプライズもあり得るとの心構えでいるに越したことはない。先週末の米10年債利回りは4.33%と、 8月22日につけた4.36%に迫る水準にまで上昇した。今後の政策金利見通し次第で、8月につけた水準を抜くことも考えられる。そうなればアーム上場の成功で復活の兆しが見えてきたハイテク・グロース株にとっては再度、逆風となるだろう』と、広木さんは予想しています。 そして、『米金利上昇はリスクだが同時に円安の要因でもある。日本株は円安を支えに堅調推移だろう』とも考察しています。 日本株についてはさらに、『国内では「脱デフレ」を意識した物色傾向が定着しつつある。金利上昇を織り込む形で銀行株、保険株が買われている。脱デフレ=インフレには実物資産との文脈で不動産株も堅調だ。インフレヘッジの観点から高配当株にも資金が向かう。9月もいよいよ後半に入り、中間期末が近付いてきた。権利・配当取りの動きも活発化することから、日本株には深い押し目が入らないだろう』と見解を述べています。 そんな中、『相場の堅調さが確認されれば、それ自体が買い材料となって上値を試しにいく可能性もある』として、『TOPIXはすでにバブル崩壊後の高値を更新し続けているが、出遅れている日経平均も7月につけた高値を払うかもしれない』と広木さんはみているようです。 最後に、日経平均の今週の予想レンジは『3万3000円~3万3800円』としました。 参考にしてみてくださいね。 山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。 フィスコマーケットレポーター 山崎みほ 《CS》