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カンロ Research Memo(1):創業110周年を迎えた、キャンディをコアとする国内屈指の菓子食品メーカー

2023/4/14 14:01 FISCO
*14:01JST カンロ Research Memo(1):創業110周年を迎えた、キャンディをコアとする国内屈指の菓子食品メーカー ■要約 カンロ<2216>は、三菱商事<8058>を筆頭株主とする、飴(以下、ハードキャンディ)、グミを中心とした菓子製造販売を主とした老舗菓子食品メーカーである。同社は、ハードキャンディとグミのカテゴリーでは、既に国内屈指のシェアを誇っており、今後も主力ブランド商品を軸に、国内のキャンディ事業をコアに置く。他方では、近年のグミ市場の急拡大に伴い、グミを成長エンジンとした成長戦略を打ち出し、ECや直営店での販売、海外市場(中国や米国)へのアプローチなどによりさらなる売上拡大を目指している。 1. 2022年12月期の業績概要 2022年12月期の業績は、売上高が25,118百万円(前期比16.3%増)、営業利益が1,933百万円(同54.1%増)、経常利益が2,001百万円(同55.0%増)、当期純利益は1,346百万円(同53.2%増)となり、売上高、利益ともに過去最高となった。 2. 2023年12月期の業績見通し 2023年12月期の業績は、売上高が26,900百万円(前期比7.1%増)、営業利益が1,980百万円(同2.4%増)、経常利益が2,000百万円(同0.1%減)、当期純利益は1,370百万円(同1.8%増)と予想している。 3. 成長戦略 2023年12月期は、同社の長期ビジョンである「Kanro Vision 2030」実現に向けて、3ヶ年計画である「中期経営計画2024」の2年目として「価値創造」「ESG経営」「事業領域の拡大」の3つの重点戦略を着実に推進していく。2024年12月期の到達目標は、売上高成長率(年平均成長率)5%以上、営業利益率7%、ROIC(投下資本利益率)7.5%以上としている。 ■Key Points ・1912年創業、ハードキャンディ・グミを主とする国内屈指の菓子食品メーカー ・2022年12月期の営業利益、経常利益、当期純利益は前期比50%以上の伸長率 ・2024年12月期の到達目標は、売上高成長率(年平均成長率)5%以上、営業利益率7%、ROIC7.5%以上、配当性向40% (執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞) 《SI》
関連銘柄 2件
2216 東証スタンダード
3,260
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-25(%)
時価総額 49,930百万円
老舗菓子メーカー。1912年創業。国内飴市場でトップシェア。グミ市場でシェア2位。カンロ飴、金のミルク、ピュレグミ、カンデミーナ等が主力ブランド。三菱商事が筆頭株主。ピュレリングソーダをリニューアル発売。 記:2024/04/30
8058 東証プライム
3,082
10/4 15:00
+23(%)
時価総額 13,291,070百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07