トップ
お知らせ
ソーシャルレポーター
マーケット速報
おすすめ銘柄
テーマ
人気ニュース
スクリーニング
IR時系列一覧
ランキング
イベントスケジュール
株~企業情報・おすすめ銘柄
会員登録
ログイン
アカウント
ログアウト
マーケット
日経平均
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
NYダウ
11/22
44,296.51
+888.04
お気に入り銘柄
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 9:34:45
15,171,735
フィスコポイント
詳しくはこちら
保有フィスコポイント数
今月フィスコポイント数
[New]
個別ポイント管理情報
日新 Research Memo(7):第7次中期経営計画では、経営の効率化と安定的高収益体質の確立を目指す(2)
2023/1/18 15:47
FISCO
Twitter_Logo_Blue
ツイート
flogo_RGB_HEX-144
シェア
*15:47JST 日新 Research Memo(7):第7次中期経営計画では、経営の効率化と安定的高収益体質の確立を目指す(2) ■日新<
9066
>の中期経営計画 (5) コア事業の深耕化 「コア事業の深耕化」により、自動車関連物流の売上高700億円(2027年3月期計画)、化学品・危険品物流の売上高300億円(同)、食品物流の売上高200億円(同)とする目標を掲げている。目標達成に向け、2023年3月期上期には、国内で物流倉庫の建設準備、海外のうちアジアでは部品保管案件の受注継続(自動車関連物流、マレーシア)や化学品倉庫拡充(化学品・危険品物流、シンガポール)、米州では倉庫拡張(自動車関連物流、米国)や冷凍冷蔵貨物輸入の取り扱い開始(食品物流、米国)、欧州では新規部品の航空輸出案件の受注(自動車関連物流、オーストリア)、中国ではタンクコンテナによる取り扱い開始(化学品・危険品物流、常熱)などの施策に取り組んだ。 (6) 物流DXの推進 同社が世界の競合他社に優位となるには、DX推進体制の強化が必須であると弊社では考えている。同社は第7次中期経営計画の重点施策としてDXの推進を掲げ、全社的に取り組んでいる。「先端デジタル技術を活用して、フォワーディング事業モデルや業務オペレーションを変革することで、企業価値向上を目指す」をミッションに、物流DX推進室を中心に、情報システム部門や外部のIT専門企業の支援を受けながらアジャイル開発を進めている。 a) 汎用的な物流サービスのDX 同社では、幅広い顧客が利用できる汎用的な物流デジタルサービスにより、顧客拡大を目指している。物流業務の「見積もり」「発注」「作業進捗」を一元管理できるデジタルフォワーディングサービス「Forward ONE」への引き合いが好調で、同サービスで2027年度売上高70億円、営業利益10億円を目指している。このほか、ブロックチェーン技術を活用した貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz(R)」((株)トレードワルツが運営)の活用などがある。なお、同社はトレードワルツに出資及び人員の派遣を行っている。 b) 高度な技術で個別商品化 顧客からのサプライチェーン最適化ニーズに対応したオーダーメイドの物流商品を開発することで、同社の物流DX技術を蓄積・高度化していく。顧客からのニーズとしては、精緻な貨物追跡システム(点から線の追跡へ)、精密な温度管理(特殊容器の形状を工夫)、高度IoT技術の応用、LIB(リチウムイオン電池)の安全保管・輸送などがある。専門技術を有する企業と共同開発を進め、実証実験を経て実用化されている。 c) DXによる物流事務の効率化 DXによる倉庫業務の効率化を目指す。 (7) 事業ポートフォリオ戦略の推進 新基幹システムにより、事業ごとの収益を明確にアウトプットすることで、同社の事業ポートフォリオを改めて精査し、より効果的な経営資源の投入が可能となった。このため、営業体制を産業別の体制に変更するとともに、3次元(事業別、産業別、地域別)での事業管理体制を整え、さらなる事業拡大を目指している。フェーズ1では事業ポートフォリオ管理を確立し、フェーズ2で効率的な事業運営と的確な投資判断につなげる方針だ。 各地域のポートフォリオポジション及び施策としては、重点投資領域を日本とし、システム投資、人材育成、倉庫建設などインフラの整備及び拡充と、さらなる収益力向上を目指す。成長促進領域をアジア、中国、米州とし、効率性を高め、さらなる収益拡大を目指す。また、収益改善領域を欧州とし、食品や医薬品等に特化した独自サービスの開発を推進する。 (8) 営業組織の再編 従来は特定の産業・顧客(自動車や化学品など)が複数部門にまたがり、非効率な営業活動となっていた。そこで、2022年4月に7つの産業別営業組織へ再編し、1営業部門が1つの産業を担当することとした。営業組織は7つの産業別営業部門(モビリティ、ケミカル、食品、電機・電子、機械・設備、メディカル・バイオ、展示会・イベント)からなり、今後は産業別に営業活動が一本化され、営業予算と利益責任も負うことになる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 清水啓司) 《NS》
関連銘柄 1件
9066 東証プライム
日新
4,375
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 88,694百万円
港湾運送業者として1938年に創業した総合物流企業。国際複合一貫輸送に強み。業務渡航の取り扱い等を行う旅行事業、不動産事業も。国内は自動車関連貨物などの取り扱いが順調。27.3期売上高2200億円目標。 記:2024/10/22
関連記事
1/18 15:46 FISCO
日新 Research Memo(6):第7次中期経営計画では、経営の効率化と安定的高収益体質の確立を目指す(1)
1/18 15:45 FISCO
日経平均は大幅続伸、日銀の現状維持で買い戻し加速
1/18 15:45 FISCO
日新 Research Memo(5):通期業績予想を上方修正。物流事業は海外を中心に順調に推移、旅行事業の収益も改善
1/18 15:44 FISCO
日新 Research Memo(4):営業利益は過去最高を更新。物流事業は国内外ともに大幅増益、旅行事業も収益改善
1/18 15:43 FISCO
日新 Research Memo(3):きめ細かなグローバル・ロジスティクス・ネットワークや営業・マーケティング力が強み