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コニシ Research Memo(4):ボンドと工事事業は減益も、化成品は増益

2022/12/27 15:04 FISCO
*15:04JST コニシ Research Memo(4):ボンドと工事事業は減益も、化成品は増益 ■コニシ<4956>の業績動向 2. 2023年3月期第2四半期のセグメント別状況 (1) ボンド セグメント売上高は33,196百万円(前年同期比8.5%増)、営業利益は1,778百万円(同21.0%減)となった。主要分野(住宅・産業・建築補修)での需要が回復し増収となったが、原材料コストの上昇で利益は減益となった。 a) コニシ一般家庭用:売上高3,002百万円(前年同期比0.1%増) ホームセンター、コンビニエンスストア向けは堅調であったが、その他が伸び悩み全体ではほぼ前年同期並みとなった。まだ製品値上げは浸透しておらず、下期にずれ込んだ。 b) コニシ住宅関連用:売上高10,475百万円(同8.3%増) 新設住宅着工数やリフォーム市場は必ずしも堅調ではなかったが、内装施工用、内装建材用接着剤が販売価格改善により増加した。 c) コニシ産業資材用:売上高3,920百万円(同8.6%増) 紙関連用の水性接着剤や自動車、電子・電機用接着剤が堅調に推移した。 d) コニシテープ:売上高1,665百万円(同8.0%増) 住宅関連用、産業資材用テープが好調に推移した。 e) コニシ建設用:売上高6,329百万円(同13.4%増) 建築物の補修・改修用途に使用する補修材や建築用シーリング材の数量が増加し、売上高も増加した。 f) コニシ土木用:売上高1,230百万円(同11.7%増) コンクリートなどの剥落防止に使用する表面保護用材料が順調に推移した。 g) サンライズ:売上高4,520百万円(同13.2%増) 住宅用シーリング材が好調に推移し、売上高が増加した。 h) ウォールボンド工業:売上高1,356百万円(同3.5%増) 壁装用接着剤が堅調に推移した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《NS》
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時価総額 90,624百万円
接着剤メーカー最大手。1870年創業。工業用接着剤等のボンド事業のほか、工業薬品や合成樹脂等の化成品事業、工事事業等も。合成接着剤「ボンド」で知名度。新製品の市場導入などで新規開拓強化に取り組む。 記:2024/10/12