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エコモット Research Memo(5):「つなぐ力」「構築力」「組織力」と「圧倒的な現場力」が強み(3)

2022/12/8 16:05 FISCO
*16:05JST エコモット Research Memo(5):「つなぐ力」「構築力」「組織力」と「圧倒的な現場力」が強み(3) ■事業概要 (3) モニタリングソリューション「ゆりもっと」 創業事業である融雪システム遠隔制御代行サービス「ゆりもっと」は、北海道・北東北を中心に展開している。エコモット<3987>は他社に先駆けて市場に参入したうえ、数々の賞を受賞しており、市場をほぼ独占している。一方で、同ソリューションの普及率は高く、市場が成熟化していることに加え、稼働期間も12月から3月の冬季に限定される。このため、今後はEVスタンドの普及事業に注力する方針だ(詳細は後述)。 (4) モビリティサービス「Pdrive」 「Pdrive」は、主に社有車を保有する事業者向けに、危険運転時のリアルタイム動画を提供し、運転状況を「見える化」することで、交通事故削減を図るカーテレマティクス※サービスを提供している。モバイル通信を搭載した高性能ドライブレコーダーを車両に取り付け、加速度センサーが急ブレーキや急ハンドルといった交通事故の兆候(ヒヤリハット)である危険運転を感知すると、搭載するモバイル通信端末を介し、車載カメラの動画をクラウドへ保存し、安全管理者にメール配信する。 ※カー(Car、自動車)とテレコミュニケーション(Telecommunication、遠隔通信)及びインフォマティクス(Informatics、情報学・情報処理)から作られた造語で、移動体通信を用いて自動車や輸送車両等に対して提供するサービスの総称。 一般的に、カーテレマティクス導入には3つの効果があると言われる。危険運転の見える化による交通事故の減少、稼働実績の「見える化」による車両経費の削減、運行履歴の見える化による業務効率の向上だ。「Pdrive」を活用することで、交通事故の発生件数を低減し、事故にかかる諸費用や自動車保険の保険料を節約できる。また、車両利用の偏りや余剰が見つかることで、不要車両の処分などコスト削減にもつながる。このほかにも、日報機能を活用することで運転日報の作成時間が短縮でき、1日当たりの訪問件数が増加するといった業務効率向上の効果もある。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健) 《NS》
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時価総額 1,964百万円
融雪システム遠隔監視ソリューション「ゆりもっと」、建設現場向けDXサービス「現場ロイド」等のIoTインテグレーション事業を展開。遠隔臨場ソリューション「Gリポート」などは順調。EV充電スタンドの拡販図る。 記:2024/06/09