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日本電技---2Q空調計装関連事業・産業システム関連事業ともに受注高は順調、期末配当金の増配も発表

2022/11/4 15:14 FISCO
*15:14JST 日本電技---2Q空調計装関連事業・産業システム関連事業ともに受注高は順調、期末配当金の増配も発表 日本電技<1723>は2日、2023年3月期第2四半期(22年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.2%減の115.62億円、営業利益が同34.2%減の6.09億円、経常利益が同31.1%減の6.74億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同47.6%減の4.50億円となった。 空調計装関連事業の受注高は前年同期比27.4%増の217.55億円、売上高は同8.4%減の98.51億円となった。受注工事高は、新設工事において、事務所及び工場向け物件等が増加、既設工事において、教育施設及び事務所向け物件等が増加し、同27.5%増の216.26億円となった。内訳は、新設工事が同68.9%増の80.22億円、既設工事が同11.4%増の136.03億円だった。完成工事高は、新設工事において、事務所及び倉庫施設向け物件等が増加したものの、既設工事において、事務所及び放送施設向け物件等が減少し、同8.6%減の97.21億円となった。内訳は、新設工事が同10.0%増の42.51億円、既設工事が同19.2%減の54.70億円だった。また、制御機器類販売の受注高及び売上高は、同6.2%増の1.29億円となった。 産業システム関連事業の受注高は同10.5%増の20.22億円、売上高は同18.6%増の17.11億円となった。受注工事高は、電気工事等の増加により、同11.4%増の18.91億円となった。完成工事高は、電気工事及び産業用ロボット関連工事等の増加により、同20.5%増の15.80億円となった。また、制御機器類販売の受注高及び売上高は、同0.5%減の1.31億円となった。 なお、同社グループの売上高は、通常の営業の形態として、工事の完成引渡しが第4四半期に集中し、これに伴う稼働率が高まるため、第1四半期から第3四半期における売上高に比べ、第4四半期の売上高が多くなるといった季節的変動がある。 2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比5.8%増の335.00億円、営業利益は同0.6%増の41.00億円、経常利益は同0.3%増の41.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同5.3%減の28.70億円とする期初計画を据え置いている。 また、同日、2023年3月期期末配当予想について、1株当たり98.00円から42.00円増配の140.00円とすることを発表した。 《NS》
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空調自動制御システムなどの空調計装関連事業が主力。工場・各種搬送ライン向け計装工事等を行う産業システム関連事業も展開。高砂熱学工業などが主要取引先。空調計装関連事業では施工体制の再構築・強化図る。 記:2024/08/26