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ファーマF Research Memo(9):2023年7月期は増収増益予想、M&A及びアライアンスの構築に引き続き注力

2022/10/28 15:49 FISCO
*15:49JST ファーマF Research Memo(9):2023年7月期は増収増益予想、M&A及びアライアンスの構築に引き続き注力 ■今後の見通し 1. 2023年7月期の業績見通し ファーマフーズ<2929>の2023年7月期の連結業績予想は、売上高が前期比18.0%増の71,000百万円、営業利益が同10.3%増の1,191百万円、経常利益が同0.3%増の1,268百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同886百万円(前期は374百万円の損失)としている。M&A及びアライアンスの構築に引き続き注力するほか、海外拠点を設置し積極的に進出する予定だが、全セグメントで増収を達成することでこれらをカバーする計画だ。 2. セグメント別見通し (1) BtoB事業 BtoB事業の売上高は前期比6.4%増の8,600百万円を見込んでいる。機能性素材については、海外販売を強化するとともに、海外市場での安定供給のため、海外に生産体制を構築する。また、機能性原料販売から最終製品販売への流れを加速させ、プライベートブランド受託から自社ナショナルブランド品販売へのシフトを進める。なお、主力の「ファーマギャバ(R)」については大型案件の受注を予定している。一方、明治薬品のCMO事業はフル稼働の見込みだ。 (2) BtoC事業 BtoC事業の売上高は前期比19.5%増の62,000百万円を見込んでいる。「ニューモ(R)育毛剤」は広告を見直し底堅く推移する見通し。2022年7月期に着実に成長した新商品(「まつ毛デラックス WMOA」「シボラナイト(R)GOLD」「ヘアボーテ(R) エクラ ボタニカルエアカラーフォーム」)についても成長が継続する見込みだ。これらに加え、2022年7月よりテスト販売を開始している新ブランド「キュラシリーズ」の立ち上がりも好調のようだ。なお、期中の売上動向によって広告宣伝費を増額する可能性があるとしている。 (3) バイオメディカル事業 バイオメディカル事業の売上高は前期比63.6%増の360百万円を見込んでいる。新疾患への抗体医薬品開発を進めながら、大手製薬会社向けオーリンクなど次世代プロテオーム解析受託を拡大する。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) 《NS》
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卵黄由来の機能性素材や化粧品、医薬品、抗体試薬の開発、製造等を行う。販売は通信販売と卸売。子会社にフューチャーラボ、明治薬品など。伊藤忠商事と資本業務提携。卵殻膜素材の開発・量産化などに取り組む。 記:2024/10/24