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注目銘柄ダイジェスト(前場):FPパートナー、サンケン電、ZUUなど

2024/12/2 11:43 FISCO
*11:43JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):FPパートナー、サンケン電、ZUUなど FPパートナー<7388>:2361円(-494円) 大幅続落。金融庁が立ち入り検査に入っていることが分かったと一部で報じられている。同社に「便宜供与」した生命保険会社の商品を、優先的に顧客に推奨した疑いがあり、実態解明を進めるもようとされている。同社に関しては6月に保険商品の取扱疑惑報道が伝わって、金融庁が実態調査に乗り出しているとも指摘されていた。あらためて先行きの不透明感が強まる状況になっているもよう。 ラクーンHD<3031>:671円(-55円) 大幅続落。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は6.2億円で前年同期比89.9%増となり、第1四半期実績の同7.6%増から増益幅は拡大している。ただ、第1四半期決算時に発表した計画値の5.9億円を小幅に上回る水準であり、通期計画の12.5億円、前期比2.1倍予想も据え置き。新たなサプライズは限定的となっていることで、第1四半期決算以降株価は水準訂正していたことからも、出尽くし感が先行する形になっている。 ラウンドワン<4680>:1091円(+56円) 大幅続伸。発行済み株式数の7.4%に当たる2000万株、100億円を上限とする自己株式の取得実施を発表している。取得期間は12月2日から25年4月30日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本戦略を遂行することを取得目的としている。同社の自社株買いは23年2月から6月にかけて100億円を取得して以来となる。株主還元の動き評価に加えて、目先の需給改善などを期待する動きが先行へ。 サンケン電<6707>:6248円(+693円) 大幅反発。発行済み株式数の24.8%に当たる600万株、300億円を上限とする自己株式の取得実施を発表している。取得期間は12月2日から25年9月30日まで、取得方法は市場買付としている。株主還元の充実と資本効率の向上により更なる企業価値向上を図ることを目的としており、アレグロマイクロの一部売却資金が買付原資となるようだ。自社株買い実施の方向性は示されていたが、正式発表受けてあらためて見直しの動きが強まる形に。 ACCESS<4813>:947円 ウ - ストップ安売り気配。特別調査委員会の設置、並びに第3四半期決算発表の延期を発表している。ネットワーク事業における新興顧客を中心として増加した売掛金の一部の回収期間の長期化の原因などを調査する過程において、米国子会社における一部取引について、不適切な売上計上の疑義が生じたとしている。ガバナンスや今後の信頼性低下などに対する懸念が先行のようだ。なお、これまでの通期業績見通しも取り下げるとしている。 CINC<4378>:683円(0円) 朝高後、値を消す。24年10月期の通期業績予想の売上高を19.85億円(2.6%増)、経常損益を0.55億円の赤字から一転0.65億円の黒字に上方修正し、好感されていた。売上高は、アナリティクス事業の受注が堅調に推移したことにより、従来予想を上回る見通しとした。各段階利益の上方修正については、アナリティクス事業の受注増による外注費が増加したものの、売上高の増加に加え、マネジメント層の採用遅延により採用費が抑制されたこと、営業人員の退職増加に伴い人件費が抑制されたことなどが要因としている。 ZUU<4387>:786円(+100円) ストップ高。29日の取引終了後にACNホールディングスとの資本業務提携契約の締結を発表し、好材料視されている。「Aシェア」商品に対するより積極的なマーケティング支援を目的として、単なる業務委託・受託関係を超えて、一定の資本関係を有することでより安定的な関係を構築し、ワンチームとして双方のリソース及びノウハウを結集することで協業によるシナジー効果を創出することができ、両社の収益拡大ひいては中長期的な企業価値の向上に資すると判断したとしている。 カイオム<4583>:196円(-11円) 大幅続落、東京証券取引所が2日から同社株の信用取引による新規の売付け・買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)にすると発表したことを受けて売られている。また、日本証券金融も増担保金徴収措置の実施を発表し、同日以降、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を50%(うち現金担保分20%)にするとしている。 《ST》
関連銘柄 8件
734
12/23 15:30
-6(%)
時価総額 16,323百万円
アパレル・雑貨等の事業者専用卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」の運営等を行うEC事業が主力。企業間の後払い決済サービス、売掛保証サービス等も。引き続き顧客獲得ペース向上による事業規模の拡大図る。 記:2024/08/09
4378 東証グロース
611
12/23 15:13
+2(%)
時価総額 2,054百万円
マーケティングの調査・分析・運用ツール「Keywordmap」の提供等を行う。マーケティングコンサル等のアナリティクス事業も手掛ける。ソリューション事業は営業体制強化により、新規案件の獲得が回復傾向。 記:2024/10/25
4387 東証グロース
705
12/23 15:30
+7(%)
時価総額 3,349百万円
経済・金融情報サイト「ZUU online」の運営を行う。クラウドファンディング等のフィンテック・トランザクション事業も展開。メディアは横ばい。コンサルティング事業を強化。金融商品仲介業、保険代理業は堅調。 記:2024/11/14
245
12/23 15:30
+10(%)
時価総額 12,897百万円
理化学研究所発の創薬基盤技術型バイオベンチャー。パイプラインにがん治療用抗体「CBA-1205」など。独自の創薬基盤技術「ADLibシステム」が核。創薬支援事業では新規顧客開拓で収益基盤の強化図る。 記:2024/11/11
4680 東証プライム
1,341
12/23 15:30
-2(%)
時価総額 386,431百万円
屋内型複合レジャー施設「ラウンドワン」の運営等を行う。アミューズメント部門の売上高比率が高い。クレーンゲーム専門店の運営等も手掛ける。クレーンゲームの新規顧客開拓に注力。米国は新規出店で営業基盤を強化。 記:2024/11/27
4813 東証プライム
867
12/23 15:30
+15(%)
時価総額 34,362百万円
Whitebox向けネットワークOS等のネットワーク事業、IoT事業、ブラウザコンポーネントの提供等のWebプラットフォーム事業を手掛ける。IoT分野は成長。ネットワーク事業を注力分野に位置付け。 記:2024/10/21
6707 東証プライム
5,911
12/23 15:30
+24(%)
時価総額 148,354百万円
パワー半導体メーカー。自動車向けが主力。白物家電向けインテリジェントパワーモジュールは世界シェアトップクラス。海外売上高比率は7割超。埼玉県新座市に本社。中計では28.3期営業利益率20%以上目標。 記:2024/11/10
7388 東証プライム
2,054
12/23 15:30
-21(%)
時価総額 47,084百万円
無料FP相談サイト「マネードクター」、来店型店舗「マネードクタープレミア」を運営。30~40代の顧客に生命保険や損害保険を販売。保有契約件数は伸長も営業費用増が重し。26.11期売上高480億円目標。 記:2024/10/19