マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,736.57
+440.06
暗号資産
FISCO BTC Index
11/26 14:52:11
14,572,746
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

売り先行も円高一服で下げ渋る【クロージング】

2024/9/9 16:18 FISCO
*16:18JST 売り先行も円高一服で下げ渋る【クロージング】 9日の日経平均は5営業日続落。175.72円安の36215.75円(出来高概算18億株)で取引を終えた。6日発表の8月の米雇用統計を受けて、米景気の減速懸念が再燃し、日本株にも売りが波及した。また、円相場が一時1ドル=141円台へと円高が進んだことも響き、日経平均は前場中盤にかけて下げ幅を広げ、35247.87円まで水準を切り下げた。ただ、その後は円高一服を受けて押し目買いが入ったほか、グローベックスの米株価指数先物がプラス圏で推移していることから、週明けの米国株の反発を見越した買いも入ったことから下げ渋りを見せた。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、空運、精密機器、食料品など9業種が上昇。一方、輸送用機器、保険、海運、銀行など24業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、第一三共<4568>、コナミG<9766>、リクルートHD<6098>が堅調だった半面、東エレク<8035>、信越化<4063>、ファーストリテ<9983>、レーザーテック<6920>、トヨタ<7203>が軟調だった。 8月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が市場予想を下回ったことで、米景気減速懸念が再び高まった。米国市場では主要な株価指数が大幅に下落するなか、東京市場にも悪影響を及ぼし、日経平均の下げ幅は一時1100円を超えた。また、前場終盤以降、円高が一服していることを背景に朝安の半導体関連や輸出関連株が下げ幅を縮めたことも相場を下支えした。 東京市場は、米国景気の後退懸念がくすぶるなか、為替相場の動向に左右されている。今週は11日に8月の米消費者物価指数(CPI)や13日には9月のミシガン大学消費者信頼感指数の発表を控えているだけに、指標を受けた為替や米国市場の動きには引き続き警戒する必要があるだろう。また、国内でも週末には9月限の先物・オプションの特別清算指数(SQ)算出日を控えている。ロールオーバーが中心になるものの、大きな変動に対してはヘッジ対応の売買に振らされやすくなる。 《CS》
関連銘柄 8件
4063 東証プライム
5,759
11/25 15:30
+110(%)
時価総額 11,527,744百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
4568 東証プライム
4,606
11/25 15:30
+171(%)
時価総額 8,968,039百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
10,255
11/25 15:30
+431(%)
時価総額 16,919,130百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6920 東証プライム
17,675
11/25 15:30
+395(%)
時価総額 1,666,505百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7203 東証プライム
2,694.5
11/25 15:30
+30(%)
時価総額 42,559,592百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8035 東証プライム
23,135
11/25 15:30
+885(%)
時価総額 10,911,229百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9766 東証プライム
14,865
11/25 15:30
+190(%)
時価総額 2,133,128百万円
モバイルゲーム、家庭用ゲーム等を手掛けるデジタルエンタテインメント事業が主力。スロットマシンやアミューズメントマシンの製造・販売等も行う。配当性向30%以上目処。パワフルプロ野球2024-2025を発売。 記:2024/08/12
9983 東証プライム
50,730
11/25 15:30
+1,710(%)
時価総額 16,143,351百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25