マーケット
11/26 15:15
38,442.00
-338.14
44,722.06
-138.25
暗号資産
FISCO BTC Index
11/28 13:54:00
14,547,576
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

FOMC通過後は日銀会合に市場の関心は移行【クロージング】

2024/6/12 16:18 FISCO
*16:18JST FOMC通過後は日銀会合に市場の関心は移行【クロージング】 12日の日経平均は3日ぶりに反落。258.08円安の38876.71円(出来高概算は15億株)で取引を終えた。米国で今夜発表される5月の消費者物価指数(CPI)や日本時間のあす未明に判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を前に持ち高調整売りや利食い売りが先行。日経平均は前場終盤にかけて下げ幅を広げ、38809.36円まで水準を切り下げ、心理的な節目の39000円台を割り込んだ。ただ、下値を売り込む流れにはならず、売り一巡後は下げ渋りの動きもみられており38800~38900円台での膠着が続いた。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数950を超え、全体の6割近くを占めた。セクター別では、石油石炭、鉱業の2業種を除く31業種が下落し、パルプ紙、証券商品先物、海運、不動産、精密機器、サービスの下落が目立っていた、指数インパクトの大きいところでは、TDK<6762>、ファナック<6954>、日東電工<6988>、ディスコ<6146>が堅調だった半面、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、テルモ<4543>、第一三共<4568>が軟調だった。 前日の米国市場ではFOMCを前にした持ち高調整売りなどで金融株が下落したことなどから、東京市場でもメガバンクなどの弱さが目立ったほか、海運や商社など景気敏感株が売られた。一方で、前日の米国市場でアップルが7%超上昇したことでサプライヤーであるTDKや村田製<6981>などアップル関連株に値を上げるものが目立った。 きょうの東京市場はFOMCを控えて様子見ムードが強く、商いは低調だった。FOMCの注目点は政策金利見通し(ドットチャート)の修正だが、FOMC前には5月の米消費者物価指数(CPI)が発表される。一部海外メディアでは「米CPIの結果をみてドットチャートの修正が決まる」といった報道もされており、インフレ圧力の強さが示されれば、ドットチャートの修正にも影響を及ぼし兼ねないようだ。ただし、FOMCを受けた弱い動きをみせたとしても、市場の関心は日銀の金融政策決定会合に移行する。週末には6月限の先物オプション特別清算指数算出(SQ)を控えていることもあり、先物主導での荒い値動きには注意しつつ、アク抜けを想定した押し目狙いのスタンスが意識されてくる可能性はあるだろう。 《CS》
関連銘柄 9件
4543 東証プライム
3,086
11/27 15:30
-10(%)
時価総額 4,600,291百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4568 東証プライム
4,642
11/27 15:30
+92(%)
時価総額 9,038,132百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
10,275
11/27 15:30
+95(%)
時価総額 16,952,127百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6146 東証プライム
41,880
11/27 15:30
+490(%)
時価総額 4,536,316百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6762 東証プライム
1,872
11/27 15:30
+23.5(%)
時価総額 3,638,906百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6954 東証プライム
3,973
11/27 15:30
-205(%)
時価総額 3,954,800百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6981 東証プライム
2,508.5
11/27 15:30
-17(%)
時価総額 4,993,453百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
6988 東証プライム
2,395
11/27 15:30
-13.5(%)
時価総額 1,692,693百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
9983 東証プライム
51,190
11/27 15:30
-260(%)
時価総額 16,289,733百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25