マーケット
9/20 15:15
37,723.91
+568.58
42,063.36
+457.18
暗号資産
FISCO BTC Index
9/21 17:37:07
9,079,522
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は様子見ムード強く上げ幅縮小へ

2024/5/21 12:23 FISCO
*12:23JST 後場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は様子見ムード強く上げ幅縮小へ 21日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続伸、買い一巡後は様子見ムード強く上げ幅縮小へ ・ドル・円はしっかり、156円半ばに浮上 ・値上り寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位は東エレク<8035> ■日経平均は続伸、買い一巡後は様子見ムード強く上げ幅縮小へ 日経平均は続伸。前日比66.23円高(+0.17%)の39135.91円(出来高概算8億株)で前場の取引を終えている。 20日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は196.82ドル安(-0.49%)の39806.77ドル、ナスダックは108.91ポイント高(+0.65%)の16794.88、S&P500は4.86ポイント高(+0.09%)の5308.13で取引を終了した。利下げ期待後退で寄り付き後はまちまち。数人の米連邦準備制度理事会(FRB)高官が、「インフレが持続的に2%目標に達する確信がまだ持てず当面金利を維持する」といった慎重姿勢を示したため、長期金利の上昇で上値が抑制された。ダウは節目となる4万ドル近辺からの利益確定売りに押され、下落に転じ、終盤にかけ下げ幅を拡大。一方、今週四半期決算発表が予定されている半導体エヌビディアの上昇がけん引しナスダックは上昇し過去最高値を更新した。 米国株はまちまちもナスダックが上昇したことから、東京市場はやや買い優勢で取引を開始した。日経平均は39346.15円まで上げ幅を広げる場面が見られたものの、米半導体大手エヌビディアの決算発表前で市場全体の様子見ムードは強く、積極的な売買は手控えられた。プライム市場の売買代金は2兆円ほどに留まり、上昇下落銘柄も半々と方向感に乏しい展開となった。 日経平均採用銘柄では、MS&AD<8725>が好決算や大規模な株主還元策などが材料視されて急騰し上場来高値を更新した。また、細径高密度光ケーブルを米国で一貫生産すると報じられたフジクラ<5803>も上場来高値を更新。このほか、東京海上<8766>、三越伊勢丹D<3099>、ディスコ<6146>、村田製作所<6981>、荏原製作所<6361>が買われた。 一方、今期減益見通しの決算内容が嫌気されたSOMPOホールディングス<8630>が下落し年初来安値を更新したほか、T&Dホールディングス<8795>もさえない。このほか、住友ファーマ<4506>、ダイキン工業<6367>、住友化学<4005>、ソシオネクスト<6526>が売られた。 業種別では、保険業、石油・石炭製品、電気・ガス業、海運業、非鉄金属などが上昇した一方、鉱業、銀行業、不動産業、精密機器、証券・商品先物取引業などが下落した。 午前の債券市場では、新発10年物国債の利回りが前日比0.005%高い0.980%と2013年5月以来、11年ぶりの高さとなった。昨晩の米国市場で長期金利が上昇したことで、国内の長期債にも売りが波及。日本銀行による金融政策の正常化観測から債券市場では金利先高観が強まっている。心理的な節目である1.000%が迫っていることから、為替市場、株式市場への影響を見極めたいとするムードも強まると想定。後場は、エヌビディアの決算発表を22日(日本時間23日未明)に控えていることもあり、日経平均、TOPIXともにもみ合い推移となりそうだ。 ■ドル・円はしっかり、156円半ばに浮上 21日午前の東京市場でドル・円はしっかりの値動きとなり、156円19銭から156円50銭まで値を上げた。米10年債利回りは底堅く推移し、ドル買い先行。また、日経平均株価の堅調地合いで円売りがドルを押し上げた。ただ、節目付近では上値が重い。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円19銭から156円50銭、ユーロ・円は169円59銭から169円93銭、ユーロ・ドルは1.0851ドルから1.0861ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・住石ホールディングス<1514>、アイズ<5242>など、4銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上り寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位は東エレク<8035> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・特になし 【要人発言】 ・豪準備銀行5月理事会議事要旨 「最近のデータでインフレリスクが高まっている可能性」 「最優先課題はインフレを目標に戻すこと」 「今後の政策金利の変更について確定的にいうことは難しい」 ・林官房長官 「国債金利は様々な要因で市場が決める」 <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《CS》
関連銘柄 17件
1514 東証スタンダード
975
9/20 15:00
+10(%)
時価総額 57,421百万円
住石マテリアルズを中核とする持株会社。石炭の輸入販売が主力。人工ダイヤなど先端素材の製造・販売、砕石の採取等も。麻生と資本業務提携。新素材事業部門では化合物半導体関連企業との関係強化などに取り組む。 記:2024/06/09
2,147.5
9/20 15:00
-11(%)
時価総額 852,111百万円
三越と伊勢丹の経営統合で誕生した持株会社。百貨店業、クレジット・金融・友の会業、不動産業等を展開。伊勢丹新宿本店は百貨店の店舗別売上で国内首位。24.3期は伊勢丹新宿本店、三越銀座店の総額売上が過去最高。 記:2024/06/13
4005 東証プライム
409.1
9/20 15:00
+5.9(%)
時価総額 677,412百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4506 東証プライム
601
9/20 15:00
-7(%)
時価総額 239,138百万円
住友化学傘下の製薬会社。2005年に大日本製薬と住友製薬が合併して誕生。精神神経領域、がん領域が研究重点領域。非定型抗精神病薬「ラツーダ」等が主力製品。2型糖尿病治療剤「エクア」などの販売拡大図る。 記:2024/06/11
5242 東証グロース
1,909
9/20 15:00
-38(%)
時価総額 1,814百万円
広告媒体資料やマーケティング資料のポータルサイト「メディアレーダー」、クチコミマーケティングプラットフォーム「トラミー」の運営等を行う。メディアレーダーはスポンサー獲得等でイベント売上の拡大を図る。 記:2024/08/19
5803 東証プライム
4,616
9/20 15:00
+198(%)
時価総額 1,365,704百万円
独立系電線メーカー大手。1885年創業。光ファイバケーブルや通信ケーブル、圧力センサ、プリント回路、自動車電装品等を手掛ける。光ファイバ融着接続機に強み。自動車事業部門は収益性改善に引き続き取り組む。 記:2024/08/05
6146 東証プライム
36,290
9/20 15:00
+840(%)
時価総額 3,930,824百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6361 東証プライム
2,078.5
9/20 15:00
+49.5(%)
時価総額 960,078百万円
1912年創業のポンプメーカー。標準ポンプや冷却塔、排水機場用ポンプで国内トップシェア。精密・電子、建築・産業、エネルギー分野の売上比率が高い。配当性向35%以上目標。成長分野中心に積極的な投資を行う。 記:2024/08/27
6367 東証プライム
17,960
9/20 15:00
+90(%)
時価総額 5,264,327百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6526 東証プライム
2,956
9/20 15:00
+151(%)
時価総額 526,410百万円
半導体ファブレスメーカー。富士通、パナソニックのシステムLSI事業の統合により誕生。SoCの設計・開発、販売を行う。オートモーティブ、データセンターなどが注力分野。注力分野中心に多くの大型商談を獲得。 記:2024/07/28
6857 東証プライム
6,295
9/20 15:00
+79(%)
時価総額 4,823,034百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6981 東証プライム
2,749
9/20 15:00
+83.5(%)
時価総額 5,573,441百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
8035 東証プライム
24,245
9/20 15:00
+1,225(%)
時価総額 11,434,742百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8630 東証プライム
3,290
9/20 15:00
+33(%)
時価総額 3,258,686百万円
大手損害保険会社の損害保険ジャパンを中核とする持株会社。セゾン自動車火災保険、SOMPOひまわり生命保険、SOMPOケアなども傘下に持つ。自動車保険が主力。海外保険事業では地域、事業領域の拡大を図る。 記:2024/08/30
3,338
9/20 15:00
+21(%)
時価総額 5,368,218百万円
3メガ損保の一角。三井住友海上、あいおい、ニッセイ同和が前身。国内損保を軸に、国内生保、海外保険等を展開。保険引受収益、資産運用収益ともに増加。24.3期3Q累計は収益伸長。通期利益予想を上方修正。 記:2024/04/13
5,259
9/20 15:00
+71(%)
時価総額 10,728,360百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。損害保険事業は国内事業の自動車保険料率改定、海外事業の成長により好調な業績推移を見込む。30年3月末までに政策保有株ゼロにする方針。 記:2024/05/09
8795 東証プライム
2,539
9/20 15:00
+46(%)
時価総額 1,495,471百万円
生保大手。個人向けの大同生命や中小企業向けの太陽生命、乗合代理店市場向けのT&Dフィナンシャル生命が中核。新契約年換算保険料は増加。コンサル営業推進で主力商品の販売が伸びる。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/04/13