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米株高を映して半導体関連株中心に買われる【クロージング】

2024/5/16 16:20 FISCO
*16:20JST 米株高を映して半導体関連株中心に買われる【クロージング】 16日の日経平均は大幅に3日続伸。534.53円高の38920.26円(出来高概算22億1000万株)で取引を終えた。前日の米国市場で、長期金利低下を背景にグロース株中心に買われ、主要株価指数が上昇した流れを受け、東京市場も買い先行スタート。半導体など値がさ株を中心に買われ、日経平均は取引開始直後に38897.53円まで上値を伸ばした。ただ、米金利低下による日米金利差縮小への思惑から円安が一服していることが響き、伸び悩む場面もあった。ただ、後場中盤以降、米株先物が堅調に推移するなか、今夜の米国株高を先取りする形で買い意欲が強まり、38900円を回復して終えた。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1000に迫り、全体の6割占めた。セクター別では、サービス、証券商品先物、その他製品、その他金融など16業種が上昇。パルプ紙、石油石炭、鉄鋼、輸送用機器など17業種が下落した、指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>が堅調だった半面、トヨタ<7203>、スズキ<7269>、ホンダ<7267>、日産化<4021>、日清粉G<2002>が軟化した。 前日の米国市場は、4月の消費者物価指数(CPI)が想定通りに減速したことや、4月の小売売上高も弱含みとなり、利下げ期待が再燃したことで、NYダウは史上最高値を更新した。東京市場にも好影響を及ぼし、日経平均の上げ幅は一時500円を超えた。一方、円相場が1ドル=153円台へと円高が進んだため、輸出採算の悪化への警戒感から自動車株などに値を消す銘柄が増えた。 米CPIの鈍化を受け、米国の利下げ観測が高まり、投資家心理が上向いたが、米国の利下げは早くても9月との見方が多く、それまでには、たくさんのインフレ指標の発表があるため、インフレ鈍化基調が今後も続くか見極める必要があるだろう。一方、日銀の利上げ観測がくすぶるなか、1-3月期の国内総生産(GDP)が年率換算で-2.0%と、2四半期ぶりのマイナス成長となり、国内景気の先行き不安感が残るだけに、消費の回復など国内固有の好材料が出てこなければ、自律反発の域を抜け出ていないだろう。 《CS》
関連銘柄 10件
2002 東証プライム
1,864
9/20 15:00
-4.5(%)
時価総額 567,323百万円
日清製粉、日清製粉ウェルナなどを傘下に持つ持株会社。1900年創業。国内小麦粉販売シェアトップ(重量ベース)。家庭用製品でも国内トップシェア商品多数。豪州製粉事業、インドイースト事業の業績回復施策を推進。 記:2024/07/29
4021 東証プライム
5,177
9/20 15:00
+90(%)
時価総額 731,510百万円
1887年創業の化学メーカー。機能性材料、農業化学品が柱。ディスプレイ材料「サンエバー」で世界トップシェア。半導体材料「ARC」はアジアシェア高い。総還元性向75%目標。事業領域の深掘りなどに注力。 記:2024/08/26
9,265
9/20 15:00
+57(%)
時価総額 15,713,069百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6857 東証プライム
6,295
9/20 15:00
+79(%)
時価総額 4,823,034百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7203 東証プライム
2,634
9/20 15:00
+23.5(%)
時価総額 42,973,676百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,556.5
9/20 15:00
+13(%)
時価総額 8,458,465百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7269 東証プライム
1,591.5
9/20 15:00
+13.5(%)
時価総額 3,126,639百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
8035 東証プライム
24,245
9/20 15:00
+1,225(%)
時価総額 11,434,742百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
47,810
9/20 15:00
+1,910(%)
時価総額 15,214,146百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,563
9/20 15:00
+158(%)
時価総額 14,753,655百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17