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米国株高や決算を手掛かりとした物色に【クロージング】

2024/4/30 15:54 FISCO
*15:54JST 米国株高や決算を手掛かりとした物色に【クロージング】 30日の日経平均は大幅続伸。470.90円高の38405.66円(出来高概算20億7000万株)で取引を終えた。連休中の米国株式市場が堅調に推移していたことや、国内主要企業の好決算銘柄に買いが集まり、日経平均は一時38608.17円まで上伸し、取引時間としては17日以来約2週間ぶりに心理的な節目の38500円を回復した。ただ、大型連休の谷間で市場参加者が減少傾向にあるほか、今夜から始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果や3日の米雇用統計を確認したいと考える投資家も多く、次第に模様眺めムードが広がり、上値の重い展開だった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1300を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では、空運、パルプ紙の2業種を除く31業種が上昇。海運、ゴム製品、医薬品、機械、輸送用機器の上昇が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、信越化<4063>、第一三共<4568>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>が堅調だった半面、アドバンテス<6857>、日東電工<6988>、TDK<6762>、エムスリー<2413>、キッコーマン<2801>が軟調だった。 連休中の米国市場は、長期金利の上昇一服を映してハイテク関連株中心に買われ、主要株価指数が上昇。東京市場にも半導体や電子部品など値がさ株中心に買いが先行して始まった。また、為替市場で円安傾向が続いていることで、輸出採算の改善期待から自動車や機械などの輸出関連株にも値を上げる銘柄が目立ち、日経平均の上げ幅は一時650円を超えた。また、市場予想を上回る好決算や自社株買い、株式分割を発表した日立<6501>やアクティビストの保有が判明した住友商<8053>がともに上場来高値を更新するなど、好材料株には目先筋の資金がシフトした。 連休中に円相場が一時1990年4月以来となる1ドル=160円台を突破する円安が進んだ半面、介入観測からその後は154円台まで値を戻すなど乱高下したが、現在の水準は前週末と同レベルに落ち着いている。インフレ懸念の拭えない米国と金融緩和策を続ける日本では日米金利差の拡大傾向は続き、円安基調は続きそうだ。また、FOMCではインフレ再加速懸念が強まるなか、従来通り年内に利下げを開始できるのか、それとも再び利上げを実施するのか見極めたいとする投資家が多く、FOMCの結果、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長会見、米金融市場の動きは重要だ。 《CS》
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医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
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大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
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米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
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総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
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大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
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半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6988 東証プライム
2,388.5
10/4 15:00
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時価総額 1,688,099百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
25,355
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時価総額 11,958,255百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8053 東証プライム
3,386
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総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09
9984 東証プライム
8,561
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-119(%)
時価総額 14,750,209百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17