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後場に注目すべき3つのポイント~外部環境悪化を受けて前場安値引けに

2024/4/16 12:30 FISCO
*12:30JST 後場に注目すべき3つのポイント~外部環境悪化を受けて前場安値引けに 16日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅続落、外部環境悪化を受けて前場安値引けに ・ドル・円は小じっかり、上昇基調を維持 ・値下り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983> ■日経平均は大幅続落、外部環境悪化を受けて前場安値引けに 日経平均は大幅続落。前日比827.22円安(-2.11%)の38405.58円(出来高概算9億5000万株)で前場の取引を終えている。 米国株式市場は続落。ダウ平均は248.13ドル安(-0.65%)の37735.11ドル、ナスダックは290.07ポイント安(-1.79%)の15885.02、S&P500は61.59ポイント安(-1.20%)の5061.82で取引を終了した。イランによる対イスラエル攻撃の影響が最小限に抑制されたほか、一旦終了が示唆されたため寄り付き後、上昇。その後、小売売上高が予想を上回り、利下げ期待の後退で売りに転じた。長期金利上昇でハイテクも下落。その後、イスラエルがイラン反撃の意向を示唆したため中東情勢の一段の緊迫化を警戒しさらなる売り圧力となり、終盤にかけ下げ幅を拡大し終了。 ナスダック大幅下落を受けて、東京市場はハイテクを中心に売り優勢で取引を開始。日経平均は39000円を割り込んでスタートした後は、値がさ半導体株の下げなどが影響してじりじりと下げ幅を拡大。プライム市場の9割近くが下落する全面安の地合いとなり、日経平均は前場安値引けとなった。大陰線を残しており、見切り売りも入っているとの観測。 日経平均採用銘柄では、三越伊勢丹<3099>、J.フロント リテイリング<3086>と百貨店が弱かったほか、ソシオネクスト<6526>、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>と半導体関連も売り優勢。このほか、フジクラ<5803>、レゾナック<4004>、三菱重<7011>、ディスコ<6146>も下落した。 一方、前期業績の大幅な上振れ着地を受けて、東宝<9602>が急騰し年初来高値を更新した。また、水冷モジュールの生産能力拡大を発表したことでニデック<6594>も上昇、年初来高値を更新した。このほか、オリンパス<7733>、HOYA<7741>、資生堂<4911>が買われた。 セクター別では、石油・石炭製品、保険業、海運業、非鉄金属、証券・商品先物取引業などが下落した一方、精密機器だけ上昇した。 日経平均を筆頭に大型株は、前引けにかけて下げ幅を広げる地合いとなっており、昨日とは異なる相場付きとなっている。TOPIXも陰線を残し25日移動平均線を下回っていることから、投資家のモメンタムは悪化傾向にある。昨日のような大引けにかけての下げ幅縮小を期待したいところだが、見切り売りのような動きも観測されていることから、後場の日経平均は一段安の展開に警戒しておきたい。 ■ドル・円は小じっかり、上昇基調を維持 16日午前の東京市場でドル・円は小じっかりの値動きとなり、154円18銭から154円42銭まで値を上げた。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策方針が見込まれ、上昇基調を維持。日本の円安けん制も反応は薄く155円を目指す展開となった。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円18銭から154円42銭、ユーロ・円は163円68銭から163円93銭、ユーロ・ドルは1.0606ドルから1.0628ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・麻生フオームクリート<1730>、エヌアイデイ<2349>など、7銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・中・3月鉱工業生産:前年比+4.5%(予想:+6.0%) ・中・3月小売売上高:前年比+3.1%(予想:+4.8%) ・中・1-3月期GDP:前年比+5.3%(予想:+4.8%、10-12月期:+5.2%) 【要人発言】 ・林官房長官 「為替市場の動向を注視しつつ、万全の対応を行いたい」 「為替介入について具体的見解を言うことは差し控える」 <国内> 特になし <海外> ・15:00 英・12-2月ILO失業率(予想:4.0%、11-1月:3.9%) 《CS》
関連銘柄 17件
1730 東証スタンダード
557
10/10 15:00
+4(%)
時価総額 1,905百万円
麻生グループの気泡コンクリート工事会社。地盤改良工事、起泡剤など工事用資材の販売等も。東京都水道局など全国の水道管中詰工事等で実績。今期は気泡コンクリート工事で北関東における大型工事の受注などを見込む。 記:2024/06/07
2349 東証スタンダード
2,253
10/10 13:09
±0(%)
時価総額 29,535百万円
独立系ソフトウェア開発会社。システム開発事業、システムマネジメント事業、データソリューション事業等を手掛ける。全日本空輸などが主要取引先。新規サービス・ソリューションの創出、採用強化などに取り組む。 記:2024/08/23
1,606.5
10/10 15:00
+18.5(%)
時価総額 434,664百万円
大丸と松坂屋HDが経営統合して誕生した持株会社。パルコなども傘下に収める。百貨店事業を主力に、SC事業やデベロッパー事業等も。27.2期事業利益520億円目標。百貨店事業では外商活動の広域化に取り組む。 記:2024/05/06
2,355
10/10 15:00
+20.5(%)
時価総額 934,445百万円
三越と伊勢丹の経営統合で誕生した持株会社。百貨店業、クレジット・金融・友の会業、不動産業等を展開。伊勢丹新宿本店は百貨店の店舗別売上で国内首位。24.3期は伊勢丹新宿本店、三越銀座店の総額売上が過去最高。 記:2024/06/13
3,741
10/10 15:00
+19(%)
時価総額 691,715百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4911 東証プライム
3,690
10/10 15:00
-38(%)
時価総額 1,476,000百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
5803 東証プライム
5,170
10/10 15:00
-76(%)
時価総額 1,529,612百万円
独立系電線メーカー大手。1885年創業。光ファイバケーブルや通信ケーブル、圧力センサ、プリント回路、自動車電装品等を手掛ける。光ファイバ融着接続機に強み。自動車事業部門は収益性改善に引き続き取り組む。 記:2024/08/05
6146 東証プライム
37,370
10/10 15:00
-480(%)
時価総額 4,047,806百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6526 東証プライム
2,830.5
10/10 15:00
-37.5(%)
時価総額 504,061百万円
半導体ファブレスメーカー。富士通、パナソニックのシステムLSI事業の統合により誕生。SoCの設計・開発、販売を行う。オートモーティブ、データセンターなどが注力分野。注力分野中心に多くの大型商談を獲得。 記:2024/07/28
6594 東証プライム
3,000
10/10 15:00
-44(%)
時価総額 3,577,707百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6857 東証プライム
7,538
10/10 15:00
-101(%)
時価総額 5,775,382百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7011 東証プライム
2,209.5
10/10 15:00
+9.5(%)
時価総額 7,454,075百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7733 東証プライム
2,826
10/10 15:00
+6.5(%)
時価総額 3,633,931百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
7741 東証プライム
21,365
10/10 15:00
-30(%)
時価総額 7,714,389百万円
メガネレンズ、医療用内視鏡などを手掛けるライフケア事業が主力。エレクトロニクス関連製品、映像関連製品等も。半導体用マスクブランクスで世界トップシェア。コンタクトレンズはPB品、オンラインサービスが順調。 記:2024/08/30
8035 東証プライム
25,515
10/10 15:00
-255(%)
時価総額 12,033,716百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9602 東証プライム
5,780
10/10 15:00
+13(%)
時価総額 1,077,918百万円
国内最大の映画製作・配給会社。劇場用映画の製作・配給、「TOHOシネマズ」の運営等を行う映画事業が主力。演劇事業や不動産事業等も手掛ける。配当性向は30%以上目安。アニメを成長ドライバーに位置付け。 記:2024/05/16
9983 東証プライム
51,360
10/10 15:00
+650(%)
時価総額 16,343,831百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10