マーケット
10/11 15:15
39,605.80
+224.91
42,863.86
+409.74
暗号資産
FISCO BTC Index
10/13 5:19:33
9,397,639
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

売り先行も後場は自律反発を狙った買い優勢【クロージング】

2024/3/14 16:05 FISCO
*16:05JST 売り先行も後場は自律反発を狙った買い優勢【クロージング】 14日の日経平均は4日ぶりに反発。111.41円高の38807.38円(出来高概算16億6000万株)で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株が軟調だった流れを受けて、半導体関連株などを中心に売りが先行。日経平均は取引開始後には38400.17円まで値を下げた。ただ、心理的な節目の38500円を下回ると押し目買いが散見されたほか、後場に入ると米国株価指数先物がじり高歩調をたどっていたことで、日経平均は後場にはプラスに転じ、大引け間際には38840.33円まで上げ幅を広げた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1200を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、電気ガス、石油石炭、非鉄金属、鉱業など29業種が上昇。一方、パルプ紙、銀行、サービス、精密機器の4業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、バンナムHD<7832>が堅調だった半面、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、信越化<4063>、中外薬<4519>、リクルートHD<6098>が軟調だった。 前日の米国市場では、米長期金利の上昇を背景に半導体関連株が売られたことが響き、東京市場でもアドバンテスや東エレクなどには売りが波及した。「日銀は来週18-19日に開く金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除するか議論する」と国内メディアが報じ、政策修正に伴う国内長期金利上昇も意識され、日経平均の下げ幅は300円に迫る場面があった。ただ、ナスダック100先物が堅調推移をみせていたほか、円相場が1ドル=148円を窺う展開となるなか、朝安の輸出関連株の一角が切り返したことも支援材料になった。 投資家の最大の関心事は来週に予定される日米の金融政策決定会合の結果を受けた投資家の反応だ。米国では14日、2月の小売売上高、卸売物価指数(PPI)が発表される。インフレに対する警戒感が拭えないだけに、インフレが鈍化するのか確認したいところだ。また、15日には連合が今春闘の集計結果を公表する。大手企業の良好な賃上げが確認出来たが、この流れが中小企業にも波及するかがポイントで、これらを見極めながらの動きとなりそうだ。 《CS》
関連銘柄 9件
4063 東証プライム
6,126
10/11 15:00
-67(%)
時価総額 12,399,777百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4519 東証プライム
7,105
10/11 15:00
+156(%)
時価総額 11,929,707百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
9,665
10/11 15:00
+61(%)
時価総額 16,391,453百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6857 東証プライム
7,798
10/11 15:00
+260(%)
時価総額 5,974,586百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
24,000
10/11 15:00
-250(%)
時価総額 2,262,864百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
3,389
10/11 15:00
-26(%)
時価総額 2,257,074百万円
バンダイ、ナムコの経営統合で2005年に誕生した持株会社。トイホビー事業、デジタル事業が主力。IP活用に強み。アミューズメント施設の運営等も。総還元性向は50%以上目標。トイホビー事業は堅調続く見通し。 記:2024/06/25
8035 東証プライム
25,620
10/11 15:00
+105(%)
時価総額 12,083,237百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
54,490
10/11 15:00
+3,130(%)
時価総額 17,339,862百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,954
10/11 15:00
-87(%)
時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17