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36000円を挟んだ狭いレンジでの推移【クロージング】

2024/2/1 16:35 FISCO
*16:35JST 36000円を挟んだ狭いレンジでの推移【クロージング】 1日の日経平均は4日ぶりに反落。275.25円安の36011.46円(出来高概算17億7000万株)で取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けた前日の米国株の下落を映して、値がさハイテク株などを中心に売りが先行。日経平均は36000円を挟んだこう着が続くなか、後場中盤には35924.60円まで水準を切り下げた。また、円相場が一時1ドル146円台半ばへと円高が進んだため、輸出関連企業への重荷となった。ただ、心理的な節目の36000円を下回ってくると、押し目を拾う動きもみられ、こう着感の強い展開が続いた。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1100を超え、全体の7割近くを占めた。セクター別では、空運、証券商品先物、陸運など8業種が上昇、一方、保険、ゴム製品、機械、輸送用機器など25業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、TDK<6762>、アドバンテス<6857>、第一三共<4568>、日東電工<6988>が堅調だった半面、ファーストリテ<9983>、レーザーテック<6920>、エムスリー<2413>、東エレク<8035>、ファナック<6954>が軟調だった。 注目のFOMCでは、大方の予想通り政策金利の据え置きが決まったが、その後のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見で、早期の利下げを牽制する発言が出た。これを受け、米国の主要株価指数は下落。なかでもナスダック指数が2.23%安、SOX指数が1.37%安のなか、東京市場にも波及した。ただ、TDKや日立<6501>など好業績銘柄への資金シフトは続いており、積極的に下値を攻める状況にはならなかった。 日米の中銀イベントを通過したことで、新規材料待ちのムードが拡がりやすく、投資家の目線は再び企業業績に移っていくことになるだろう。足元でテック企業に市場予想に届かず、先行きの業績懸念が台頭する企業が目立つように感じる。来週末にかけて決算発表が本格化するだけに、業績動向を確認したいところだ。このため、目先的には36000円台での値固めと位置づけ、次の相場上昇に向けた準備期間と捉えたい。 《CS》
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時価総額 3,689,446百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
9,232
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-215(%)
時価総額 7,073,014百万円
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6920 東証プライム
17,675
11/25 15:30
+395(%)
時価総額 1,666,505百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
6954 東証プライム
4,197
11/25 15:30
+83(%)
時価総額 4,177,774百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6988 東証プライム
2,458.5
11/25 15:30
+55(%)
時価総額 1,737,572百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
23,135
11/25 15:30
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時価総額 10,911,229百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
50,730
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時価総額 16,143,351百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25