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後場に注目すべき3つのポイント~ファーストリテの下げが影響も一段安は回避

2023/12/29 12:18 FISCO
*12:18JST 後場に注目すべき3つのポイント~ファーストリテの下げが影響も一段安は回避 29日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続落、ファーストリテの下げが影響も一段安は回避 ・ドル・円は伸び悩み、ドル買い一巡後は失速 ・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はファナック<6954> ■日経平均は続落、ファーストリテの下げが影響も一段安は回避 日経平均は続落。前日比69.25円安(-0.21%)の33470.37円(出来高概算5億4000万株)で前場の取引を終えている。 28日のダウ平均は53.58ドル高(+0.14%)の37710.10ドル、S&P500は1.77ポイント高(+0.04%)の4783.35ポイント、ナスダックは4.04ポイント安(-0.03%)の15095.14ポイントで取引を終了した。来年の早期利下げを期待した買いが続き、寄り付き後は上昇。ソフトランディング期待を受けた買いも目立ち終日、堅調に推移した。しかし、過去最高水準での利食い売りが相場の上値を抑制。また、長期金利が上昇したためハイテクは終盤にかけて下落に転じ、まちまちで終了した。 為替市場の円高進行が一服したことなどを受けて、寄付き後の日経平均は33600円台まで買われたが、米国市場がまちまちだったことなどから失速。指数インパクトが大きいファーストリテ<9983>が、下げ幅をじりじりと広げたことなどが影響して、日経平均も前日比マイナス圏での推移となった。ただ、トヨタ自<7203>など輸出関連銘柄がしっかりした動きを見せていることから、一段安は回避された。 日経平均採用銘柄では、ファーストリテのほか、ファナック<6954>、東エレク<8035>など指数インパクトが大きい銘柄の下げが目立ったほか、出光興産<5019>、住友ファーマ<4506>、ニトリHD<9843>もさえない。一方、楽天グループ<4755>が、楽天モバイルの契約数が600万回線を突破と発表したことから3日続伸したほか、個人投資家を中心とした買い観測などを背景に、任天堂<7974>が16年ぶりに上場来高値を更新。また、SOMPOホールディングス<8630>、DIC<4631>も買われた。 セクターでは、鉱業、海運業、石油・石炭製品、小売業、精密機器などが下落した一方、その他製品、保険業、輸送用機器、パルプ・紙、その他金融業などが上昇した。 後場の日経平均は、大納会で参加者が限られていることなどから方向感の乏しい展開となろう。為替市場では1ドル141円台半ばとドルの円高進行が止まっていることは安心材料である。物色対象として、任天堂の上場来高値更新を受けて、他のゲーム関連にも思惑が波及するか注目したい。個人投資家を中心とした相場付きとなっていることから、短期的な値幅取りの売買が多くなりそうだが、材料銘柄への関心も高めておきたいところ。 ■ドル・円は伸び悩み、ドル買い一巡後は失速 29日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み、141円25銭から141円66銭まで値を切り上げた後に失速した。仲値にかけて国内勢によるドルの買いが優勢となったが、その後は一巡。前日海外市場で弱含んだ欧州やオセアニアの主要通貨に買戻しが強まった。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は141円25銭から141円66銭、ユーロ・円は156円28銭から156円94銭、ユーロ・ドルは1.1062ドルから1.1084ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・麻生フオームクリート<1730>、岡山製紙<3892>など、5銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はファナック<6954> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・米・11月卸売在庫速報値:前月比-0.2%(予想:-0.2%、10月:-0.3%←-0.4%) ・米・先週分新規失業保険申請件数:21.8万件(予想:21.0万件、前回:20.6万件←20.5万件) ・米・失業保険継続受給者数:187.5万人(予想:187.5万人、前回:186.1万人←186.5万人) ・米・11月前渡商品貿易収支:-903億ドル(予想-889億ドル、10月―896億ドル←―898億ドル) 【要人発言】 ・ホルツマン・オーストリア中銀総裁 「欧州中央銀行(ECB)、利下げについて今考えるのは時期尚早」 「ECBが2024年に利下げする保証はない」 <国内> ・大納会 <海外> 特になし 《CS》
関連銘柄 13件
1730 東証スタンダード
555
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-2(%)
時価総額 1,898百万円
麻生グループの気泡コンクリート工事会社。地盤改良工事、起泡剤など工事用資材の販売等も。東京都水道局など全国の水道管中詰工事等で実績。今期は気泡コンクリート工事で北関東における大型工事の受注などを見込む。 記:2024/06/07
3892 東証スタンダード
1,339
10/11 15:00
+22(%)
時価総額 7,365百万円
王子HD系の製紙会社。岡山地盤。1907年設立。段ボール製造用中芯原紙や巻き芯用紙管原紙が主力。美粧段ボールに強み。板紙事業では段ボール古紙の再生から製品化まで行う。美粧段ボール事業は青果物向けが順調。 記:2024/05/16
4506 東証プライム
653
10/11 15:00
-7(%)
時価総額 259,829百万円
住友化学傘下の製薬会社。2005年に大日本製薬と住友製薬が合併して誕生。精神神経領域、がん領域が研究重点領域。非定型抗精神病薬「ラツーダ」等が主力製品。2型糖尿病治療剤「エクア」などの販売拡大図る。 記:2024/06/11
4631 東証プライム
3,389
10/11 15:00
+24(%)
時価総額 322,487百万円
1908年創業の化学メーカー。印刷インキや有機顔料、PPSコンパウンドで世界トップシェア。包装用接着剤、エポキシ樹脂、界面活性剤等の製造・販売も。スマートリビング領域に注力。欧米顔料事業の構造改革推進。 記:2024/09/02
4755 東証プライム
948.5
10/11 15:00
+2(%)
時価総額 1,954,868百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
5019 東証プライム
1,080.5
10/11 15:00
-15(%)
時価総額 1,609,215百万円
石油元売り大手。1911年に北九州・門司で創業。2019年に昭和シェル石油と経営統合。SS「apollostation」を展開。基礎化学品、高機能材等も。新規収益創出で事業ポートフォリオの転換図る。 記:2024/08/10
6954 東証プライム
4,079
10/11 15:00
+8(%)
時価総額 4,117,942百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,562
10/11 15:00
-19(%)
時価総額 41,798,997百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
7,878
10/11 15:00
-35(%)
時価総額 10,231,080百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
25,620
10/11 15:00
+105(%)
時価総額 12,083,237百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8630 東証プライム
3,322
10/11 15:00
+7(%)
時価総額 3,290,381百万円
大手損害保険会社の損害保険ジャパンを中核とする持株会社。セゾン自動車火災保険、SOMPOひまわり生命保険、SOMPOケアなども傘下に持つ。自動車保険が主力。海外保険事業では地域、事業領域の拡大を図る。 記:2024/08/30
9843 東証プライム
21,045
10/11 15:00
-325(%)
時価総額 2,408,453百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13
9983 東証プライム
54,490
10/11 15:00
+3,130(%)
時価総額 17,339,862百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10