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急ピッチの上昇に対する反動から利食い優勢に【クロージング】

2023/11/7 15:55 FISCO
*15:55JST 急ピッチの上昇に対する反動から利食い優勢に【クロージング】 7日の日経平均は5営業日ぶりに反落。436.66円安の32271.82円(出来高概算15億9000万株)で取引を終えた。前日までの4営業日で2000円超上昇したことから、目先的な達成感や過熱感が警戒されやすく、幅広い銘柄に利益確定の売りが先行して始まった。また、中国景気の減速懸念から上海や香港などアジア市場が下落しているほか、時間外取引で米国株先物も軟調に推移していることが重荷となり、日経平均は大引けにかけて下げ幅を広げ、一時32250.93円まで売られた。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり数が1200を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、水産農林、鉄鋼、非鉄金属の3業種を除く30業種が下落。電気ガス、パルプ紙、保険、陸運の下落が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、伊藤忠<8001>、スクリン<7735>、ネクソン<3659>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、NTTデータ<9613>、アドバンテス<6857>、味の素<2802>が軟調だった。 日経平均は前日に9月25日以来の高値水準に達したことなどから過熱感が意識され、目先の利益を確保する売りが先行した。また、前日の米国市場では長期金利が上昇したこともあり、半導体関連などには利食いが入りやすかった。また、中国税関総署が発表した10月の貿易統計を受けて中国景気の減速に対する警戒感も相場の重荷となったようだ。 日経平均は反落したが、前日までの急ピッチの上昇に対する反動からすれば、当然の一服と言えるだろう。本格化している国内主要企業決算では、自動車関連を中心に、全般的にはまずまずといった内容で、年末高への期待も根強いとみている向きは多い、ただ、米シカゴ連銀グールズビー総裁やウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事など、複数の連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーらの発言が予定されており、利上げ休止を支持する発言が相次ぐのか確認したいところだ。 《CS》
関連銘柄 10件
2802 東証プライム
5,881
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時価総額 3,158,073百万円
国内最大手の調味料メーカー。1909年創業。うま味調味料などで国内トップシェア。調味料・食品を主力に、冷凍食品、医薬用・食品用アミノ酸等も。ヘルスケアやフード&ウェルネス、ICTなどを成長領域に位置付け。 記:2024/08/23
3659 東証プライム
2,857.5
10/7 15:00
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時価総額 2,474,232百万円
PCオンラインゲーム、モバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。北米及び欧州は売上伸長。「デイヴ・ザ・ダイバー」などが売上貢献。 記:2024/06/13
6857 東証プライム
7,191
10/7 15:00
+217(%)
時価総額 5,509,521百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
24,150
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時価総額 2,277,007百万円
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10,675
10/7 15:00
+355(%)
時価総額 1,084,473百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
8001 東証プライム
7,991
10/7 15:00
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時価総額 12,664,856百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
8035 東証プライム
25,650
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+295(%)
時価総額 12,097,386百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9613 東証プライム
2,569
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時価総額 3,603,023百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10
9983 東証プライム
50,450
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時価総額 16,054,249百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,745
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+184(%)
時価総額 15,067,233百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17