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*17:30JST アジアのクリプトムーブメント：Token2049からの洞察 以下は、フィスコ・マーケットレポーターのソイキナタマラ（X @web3tama / 以下、タ）が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 2023年は、Web3をテーマにしたイベントやカンファレンスが活気づいており、その中でも注目すべき一つがシンガポールで開催されたToken2049でした。フィスコ・マーケットレポーターのソイキナ・タマラ（X@web3tama）が、このカンファレンスの舞台裏に潜入し、グローバルプロジェクトのファウンダーたちにカンファレンスのインサイトを聞き出しました。以下の記事では、その貴重な情報を皆様にお届けします。 ---- ※2023年9月26日に執筆 Aleo、マーケティング担当バイスプレジデント、ブレンネン・シュエルター氏 「Token2049では、他の地域が懐疑的な態度に終始する中、シンガポールの雰囲気はクリプトに対して紛れもなく強気でした。アジアのテクノロジーに対するコミットメントが感じられ、より安全で分散化されたインターネットを構築する上で主導権を握るという野心を示していました。これは、Aleoの使命と将来のビジョンと完全に一致しています」 Aleph Zero、共同創設者、アントニ・ゾルチャック氏 「誰もが自社製品の最適化に注力するビルダーズ・マーケットであることは確かです。DeFi、プライバシー、RWAにおけるイノベーションはいたるところで目にすることができます。TOKEN2049では、ID管理、コンプライアンス、業界の反応をめぐる多くの議論を目にしました。これは、願わくはweb3以外のユーザーが、この領域でより多くの信頼を築き、持続可能なアプリケーションのための重要なビルディング・ブロックを構築することにつながるでしょう」 Collab.Land、共同設立者、アンジャリ・ヤング氏 「アジアで寝てはいけません。現地のチームは素早く、激しく、熱意をもって動いています。欧米での様子見の姿勢とは対照的でした。確実に言えることは、これは世界的なムーブメントであり、私たち『Believers』はどんな状況でもこの業界に残り、それを築き上げ、前進し続けるということです」 Cartesi、エコシステムグロースコントリビューター、マクシミリアン・ハテスアー氏 「シンガポールで開催されたToken2049は、1万人以上の参加者を集め、明らかに弱気市場の雰囲気を打ち破りました。このイベントの広大なスケール、100を超えるサイドイベントは、クリプトの魅力が広がっていることを浮き彫りにしました。インフラ、ユーザーエクスペリエンス、現実世界との整合性、急成長している革新的なユースケースに焦点が当てられており、複雑さと複雑さが増していることを特徴とする成熟した分散型ランドスケープというCartesiのビジョンと呼応しています」 Galxe、 シニア事業開発マネージャー 、ジェイコブ・マルグリーズ氏 「2年連続で参加したToken2049のアジアは、エネルギーと熱気に満ちていました。厳しい時代を乗り越えてこのスペースを前進させるという目的を持った、業界の一人ひとりのコミットメントと情熱を目の当たりにし、興奮しました。アジアは繁栄しており、Galxeのコミュニティにとって不可欠な存在です」 Keyrock、事業開発（APAC）責任者、ジャスティン・ダネサン氏 「過去12ヶ月の出来事を知らずにToken2049に参加したら、まだ強気相場が続いていると思うでしょう。1万人以上の参加者があり、ハイエンドなイベントも目白押しで、熱気に溢れ、良いディスカッションがたくさん行われました。VCは依然として質の高いスタートアップ企業を求めて徘徊しており（今はより目が肥えて、より低いバリュエーションを期待しているかもしれないが）、大手L1やL2、そしてすべての主要取引所が参加しています。しかし、チケットの値段は決して安くはないため、大企業のプレーヤーが参加しているように感じられました。特にアジアに関しては、米国の規制強化が、多くの開発者、インフラ・プレーヤー、金融サービス・プレーヤーを、少なくともアジアでの存在感を示すするよう後押ししているように感じられました」 Blockfinex、創業者兼CEO、ダニー・オイカン氏 「アジアはクリプト業界で常に最も活気があり活発な市場の一つです。Token2049のエネルギーはこのテーゼを裏付けていると思います。アジアを拠点とする多くの開発者、投資家、創設者、知的頭脳を持つ人々が、アジアへのサービス拡大に力を注いでいます。Blockfinexが、この旅に参加できることは光栄です。Token2049から私が得た最大の収穫は、インフラ関連製品だけに焦点を当てるのではなく、顧客中心のクリプトアプリケーションに移行し、日常的なユーザーを魅了するプラットフォームを構築する時だということです。過去4年間、多くのテクノロジーが企業向けに開発され、相当な期間利用されてきました。今、私たちは普及とさらなる分散型世界への前進に焦点を当てる必要があります。」 Fractal ID、共同創設者兼CEO、ジュリアン・ライトロフ氏 「Token2049は様々な面で素晴らしいイベントでした。特にブロックチェーン技術を活用した実際のユースケースに関しては、アジアがweb3導入の最前線にいることは明らかです。市場全体のセンチメントにもかかわらず、技術や規制の発展に関しては、今ほどエキサイティングな市場はありません。私たちは、今後数カ月でweb3のIDレイヤーを開発することにワクワクしていますし、DeFiの実世界でのユースケースは、多くの人が予想するよりも早くやってくると考えています」 《TY》