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前場に注目すべき3つのポイント~金融株への売り仕掛け的な動き~

2023/8/16 8:40 FISCO
*08:40JST 前場に注目すべき3つのポイント~金融株への売り仕掛け的な動き~ 16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■金融株への売り仕掛け的な動き ■SANKO、23/6営業損失 赤字縮小 ▲7.48億円 ■前場の注目材料:みずほ、みずほ銀行、中堅上場100社支援、専門部署立ち上げ ■金融株への売り仕掛け的な動き 16日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。15日の米国市場はNYダウが361ドル安、ナスダックは157ポイント安だった。中国の予想を下回る経済指標の発表が相次ぐなか、世界経済のリスク上昇を警戒した売りが先行した。また、格付け会社フィッチが大手銀行を含む70行の格下げの可能性を警告したことも一段の売り材料となった。S&P500業種別指数はすべての業種が下落した。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比310円安の31940円。円相場は1ドル145円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップスタートとなり、節目の32000円割れが懸念されそうだ。ただし、75日線が31830円辺りに位置しており、同線が支持線として意識される可能性はあるだろう。また、ボリンジャーバンドの-2σ水準にも接近することから、いったんは底入れからの押し目を拾う動きもありそうだ。また、7月12日の直近安値31791円とのダブルボトム形成となる可能性から、売り一巡後の底堅さがみられる局面においては、売り方の買い戻す動きが入りやすいと考えられる。 昨日は米ハイテク株の上昇が支援材料となり、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>などが日経平均をけん引する展開だった。本日は売り先行から指数の重荷となる可能性はあるだろうが、米国ではエヌビディアが小幅な上昇となるなど、相対的に底堅さが見られていた。一方で、金融株の下げが目立っていたこともあり、東京市場においても金融株への売り仕掛け的な動きが入りやすく、ハイテク株には押し目を拾う動きも意識されてきそうだ。 もっとも、決算発表が通過したことから、決算を手掛かりとした短期的なトレードも難しくなった。昨日は主要なグロース株の下落が目立ったが、夏休みシーズンでもあるため、いったんキャッシュ化する流れにも向かわせた面はありそうだ。市場参加者は限られているなか、インデックスに絡んだ売買に相場全体は振らされやすい需給状況になろう。 ■SANKO、23/6営業損失 赤字縮小 ▲7.48億円 SANKO<2762>が発表した2023年6月期業績は、売上高が前期比195.3%増の71.19億円、営業損益は7.48億円の赤字(前期は10.97億円の赤字)だった。出退店については、直営店8店舗及び運営受託店7店舗を閉店。新規出店については、直営店5店舗、フランチャイズ店1店舗(海外ライセンス店)を新たに出店した。2024年6月期業績は、売上高が前期比54.5%増の110億円、営業損益は0.30億円の黒字転換を計画。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(32238.89、+178.98) ・1ドル=145.50-60円 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・みずほ<8411>みずほ銀行、中堅上場100社支援、専門部署立ち上げ ・コスモエネHD<5021>旧村上ファンド系から株買い増しの回答受領 ・日揮HD<1963>バイオ原薬製造棟を中外製薬から受注、宇都宮に新設 ・エンシュウ<6218>中計見直し、目標28年度に、売上高500億円達成3年遅れ ・石油資源開発<1662>ベトナムでLNGエネサービス調査・検討 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・11:00 NZ準備銀行が政策金利発表(5.50%に据え置き予想) 《ST》
関連銘柄 8件
1662 東証プライム
1,042
9/30 15:00
-18(%)
時価総額 282,903百万円
石油開発最大手。日本政府が筆頭株主。北海道、秋田県、山形県、新潟県に油ガス田を保有。海外はイラク・ガラフ油田など。E&P事業は売上伸長。北米、中東における原油販売量の増加が寄与。人件費増が重し。 記:2024/09/04
1963 東証プライム
1,252.5
9/30 15:00
-26.5(%)
時価総額 324,911百万円
日揮、日揮グローバルなどを傘下に収める持株会社。独立系。総合エンジニアリング業界で国内トップ。LNGプラント建設に強み。機能材製造事業も展開。配当性向30%目途。機能材製造事業では機能性塗料材の拡販図る。 記:2024/08/05
2762 東証スタンダード
124
9/30 15:00
±0(%)
時価総額 3,135百万円
大衆酒場「アカマル屋」などの飲食事業を展開。首都圏中心。海鮮酒場「アカマル屋鮮魚店」、焼肉万里、寿司居酒屋「まるがまる」などの業態も。直営店数は50店舗超。水産6次産業化のネットワーク拡大に取り組む。 記:2024/09/02
7,814
9/30 15:00
+26(%)
時価総額 662,401百万円
コスモ石油、コスモエネルギー開発、コスモ石油マーケティングなどを傘下に収める持株会社。岩谷産業の持分法適用関連会社。再生可能エネルギー事業等も。半導体レジスト用樹脂など機能化学品の収益拡大に注力。 記:2024/08/10
6218 東証スタンダード
622
9/30 15:00
-1(%)
時価総額 3,952百万円
1920年設立の工作機械メーカー。マシニングセンタ、システムライン、半導体レーザー加工機等を手掛ける。ヤマハ発動機などが主要取引先。工作機械事業の新市場への拡販、部品加工事業の拡大・強化などに注力。 記:2024/08/09
6857 東証プライム
6,741
9/30 15:00
-468(%)
時価総額 5,164,745百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
8035 東証プライム
25,290
9/30 15:00
-2,185(%)
時価総額 11,927,599百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
2,936
9/30 15:00
+118(%)
時価総額 7,455,238百万円
みずほ銀行を中核とする銀行持株会社。みずほ信託銀行、みずほ証券、みずほリサーチ&テクノロジーズなども傘下に持つ。シンジケートローンなどに強み。配当性向は40%目安。26.3期連結ROE8%超目標。 記:2024/08/27