マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/25 20:27:58
15,176,536
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

ハイテク主導で買われ、心理的な節目の33500円台を一時回復【クロージング】

2023/6/29 16:21 FISCO
*16:21JST ハイテク主導で買われ、心理的な節目の33500円台を一時回復【クロージング】 29日の日経平均は続伸。40.15円高の33234.14円(出来高概算16億8000万株)で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク関連株が上昇した流れを映して、値がさハイテク株を中心に買いが先行して始まった。前場終盤には33527.98まで上げ幅を広げ、取引時間中としては、4営業日ぶりに心理的な節目の33500円台を突破した。その後は、目先の達成感などから短期筋による利食い売りが出たほか、TOPIXの浮動株比率の変更などに伴うリバランス売りが観測されるなか、大引けにかけて日経平均はマイナスに転じる場面もあった。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄1000に迫り、全体の過半数を占めた。セクター別では、銀行、精密機器、電気機器、非鉄金属など8業種が上昇。一方、パルプ紙、食料品、海運、ゴム製品など25業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、テルモ<4543>が堅調だった半面、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、キッコーマン<2801>、アステラス薬<4503>が軟調だった。 米半導体大手マイクロン・テクノロジーが6-8月期の強気な売上高見通しを示した。これを受けて時間外取引で同社株が2%超上昇したことが東京市場のハイテク株への安心感につながった。また、FRBのストレステスト(健全性審査)に参加した米銀23行全行が審査合格となったことで、国内の銀行セクターにとってポジティブに作用するとの思惑からメガバンク株にも買いが波及した。 日経平均は前場終盤に先物主導で上げ幅を縮める場面があった。特段悪材料が出た訳ではなく、短期筋による動きが主体との見方が多い。また、心理的な節目の33500円を突破したことで戻り待ちの売りなども控えていたようだ。一方、チャート面では14日から23日まで33200円程度が下値支持ラインとして意識されていただけに、この水準を上回って引けたことで、日経平均は再び上値追いの動きにつながると先行きを期待する声も聞かれる。ただ、来週は3日に日銀の全国企業短期経済観測調査(短観)、米国ではISM製造業・非製造業景況指数、雇用統計といった重要経済指標の発表が控えるだけに、短期筋の動向にらみの展開が続きそうだ。 《CS》
関連銘柄 8件
2801 東証プライム
1,679
11/25 15:30
+0.5(%)
時価総額 1,627,649百万円
1917年創業のしょうゆメーカー最大手。しょうゆ関連調味料やデルモンテ調味料の食品部門、豆乳飲料等の飲料部門、酒類部門などでも事業展開。海外売上高比率は7割超。海外のしょうゆ部門では新規市場開拓進める。 記:2024/09/01
4503 東証プライム
1,572
11/25 15:30
+10(%)
時価総額 2,844,790百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4543 東証プライム
3,108
11/25 15:30
+35(%)
時価総額 4,633,086百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
6857 東証プライム
9,232
11/25 15:30
-215(%)
時価総額 7,073,014百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
8035 東証プライム
23,135
11/25 15:30
+885(%)
時価総額 10,911,229百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,962
11/25 15:30
-68(%)
時価総額 10,875,940百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
50,730
11/25 15:30
+1,710(%)
時価総額 16,143,351百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,874
11/25 15:30
+288(%)
時価総額 13,044,736百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17