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東京為替:ドル・円は下げ渋り、142円挟みもみ合い

2023/6/20 17:07 FISCO
*17:07JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、142円挟みもみ合い 20日の東京市場でドル・円は下げ渋り。国内勢のドル買いが先行し、朝方に142円25銭まで値を上げた。その後は中国経済の不透明感や日本政府の円安けん制で円買いが強まり、ドルは141円58銭まで下落。ただ、日本株の持ち直しで円買いは後退し、142円台に戻した。 ・ユーロ・円は154円59銭から155円37銭まで上昇。 ・ユーロ・ドルは1.0910ドルから1.0946ドルまで値を上げた。 ・17時時点:ドル・円141円70-80銭、ユーロ・円155円10-20銭 ・日経平均株価:始値33,269.57円、高値33,474.74円、安値33,089.02円、終値33,388.91円(前日比18.49円高) 【金融政策】 ・中国人民銀行:1年物ローンプライムレートを3.55%に引き下げ 【要人発言】 ・シムシェキ・トルコ財務相 「より標準的な政策へ段階的に移行する方針」 ・鈴木財務相 「為替、安定的に推移するのが望ましい」 「日々為替の動向について注視している」 「必要であれば適切に対応する」 ・西村経産相 「為替は安定することが重要」 「過度な変動、投機的な動きはしっかりと注視しなければならない」 ・ブロック豪準備銀行副総裁 「雇用はインフレ目標との整合性を考慮した水準を超えている」 「インフレが定着すれば金利高、深刻な景気後退や失業率の上昇を招くだろう」 ・豪準備銀行6月理事会議事要旨 「利上げ決定は微妙なバランスだった」 「高インフレが賃金や物価の期待に根付かないようにするために利上げは必要と判断」 「消費支出の明らかな減速で金利据え置きも検討」 「インフレリスクは上方にシフトしているとの見通しから利上げを決定」 【経済指標】 ・日・4月鉱工業生産改定値:前月比+0.7%(速報値:-0.4%) ・ユーロ圏・4月経常収支:+40億ユーロ(3月:+312億ユーロ) 《TY》