マーケット
10/9 15:15
39,277.96
+340.42
42,512.00
+431.63
暗号資産
FISCO BTC Index
10/10 13:25:21
9,096,450
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

米国株高などを背景に日経平均は3万円が射程に入る【クロージング】

2023/5/16 16:02 FISCO
*16:02JST 米国株高などを背景に日経平均は3万円が射程に入る【クロージング】 16日の日経平均は続伸。216.65円高の29842.99円(出来高概算16億株)で取引を終えた。前日の米国市場でテック株などが買われた流れを引き継いで、半導体や電子部品関連株中心に買いが先行。日経平均は29800円を上回っての推移を継続するなか、後場取引開始直後に29916.56円まで上げ幅を広げた。終盤にかけては持ち高調整から上げ幅を縮めたものの、29800円を上回っての底堅い値動きだった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1000に迫り、全体の過半数を占めた。セクター別では、電気ガス、医薬品、電気機器、小売、食料品など25業種が上昇。一方、海運、保険、ガラス土石など8業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>が堅調だった半面、電通G<4324>、テルモ<4543>、スズキ<7269>が軟調だった。 前日の米国市場では主要株価指数が上昇。SOX指数が2%超上昇したことが東京市場にも好影響を与えた。また、東証が株価純資産倍率(PBR)の低い企業に改善を示唆しているため、企業が株主重視の改革を進展させるとの期待感から外国人買いが継続するとの思惑も引き続き手掛かり材料となった。さらに政府は、大手電力7社が国に申請している家庭向けの電気料金の値上げを了承し、電力株が軒並み上昇したことも投資マインドの改善につながった。 過熱感は警戒されるものの、コロナ禍からの回復が欧米に比べ日本は遅れていただけに、今後景況感の改善が一段と鮮明になることが想定される。海外投資家の注目度は高いとの声が聞かれており、日経平均の3万円の大台回復は通過点と見る向きが増えてきている。ただし、米国では債務上限問題に関して、バイデン大統領と共和党のマッカーシー下院議長が協議する予定で、協議の行方次第では、再び債務上限問題が懸念材料として浮上する可能性があるだけに警戒が必要だろう。 《CS》
関連銘柄 7件
4324 東証プライム
4,651
10/9 15:00
+53(%)
時価総額 1,341,395百万円
国内最大の広告代理店。世界145以上の国・地域で事業展開。メディア確保力、広告企画力などが強み。配当性向35%目標。内部投資で競争力、ケイパビリティの強化を図る。中国などでのコアビジネス再建に注力。 記:2024/07/08
4543 東証プライム
2,931.5
10/9 15:00
+31(%)
時価総額 4,369,978百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
9,719
10/9 15:00
+254(%)
時価総額 16,483,035百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6857 東証プライム
7,639
10/9 15:00
+269(%)
時価総額 5,852,765百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7269 東証プライム
1,589
10/9 15:00
+11(%)
時価総額 3,121,727百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
8035 東証プライム
25,770
10/9 15:00
+310(%)
時価総額 12,153,982百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
50,710
10/9 15:00
+570(%)
時価総額 16,136,987百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10