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*14:00JST 米国株見通し：上げ渋りか、前週の堅調地合いで調整の売りも （13時40分現在） S&P500先物　　　　　　4,127.00（-10.75） ナスダック100先物　　13,225.50（-76.25） 米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は10ドル高。長期金利は上げ渋り、本日の米株式市場は売り買い交錯となりそうだ。 3月31日の主要3指数は3日続伸。終盤までほぼ一貫して値を切り上げ、ダウは415ドル高の33274ドルと1カ月弱ぶりに33000ドル台へ持ち直した。この日発表されたPCEコア価格指数は伸び率が予想を下回り、連邦準備制度理事会（FRB)による引き締め継続への観測は後退。長期金利の低下を背景に、ハイテク関連の買いが膨らみ相場を押し上げた。金融システム不安はさらに和らぎ、消費などへの買いも指数の上昇に寄与した。 本日は上げ渋りか。金融機関の経営破たんに関する懸念は後退し、安心感から買いが入りやすい展開が続きそうだ。今晩のISM製造業景況感指数は前回を下回ると予想され、引き締め後退を見込んだ長期金利の低下でハイテク関連が選好されるだろう。半面、前週の堅調地合いの反動で、調整の売りも出やすい。次回5月の連邦公開市場委員会（FOMC）に向け、利上げ休止期待が低下していることも積極的な買いを抑制する材料となる。 《TY》