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注目銘柄ダイジェスト(前場):デンカ、ベイカレント、ビザスクなど

2023/1/16 12:05 FISCO
*12:05JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):デンカ、ベイカレント、ビザスクなど イオンファン<4343>:2364円(-327円) 大幅続落。先週末に第3四半期の決算を発表、9-11月期営業損益が4.3億円の赤字となり、第3四半期累計でも1.4億円の赤字に転じる形となっている。つれて、通期予想は従来の26億円の黒字から3億円の黒字に大幅下方修正。下振れは想定線とみられるが、修正幅の大きさは予想以上と捉えられている。アセアンは増額しているものの、中国の下振れが大きく響くもよう。第4四半期も大幅な回復は見込んでいないようだ。 竹内製作<6432>:2654円(-163円) 大幅続落。先週末に第3四半期決算を発表、9-11月期営業利益は46.2億円で前年同期比10.0%増、上半期の同6.3%減からは増益に転じる格好へ。ただ、市場予想は10億円程度下振れており、円安効果が想定されていた中でマイナス視する動きが先行。9-11月期受注高は470億円で同26.0%減、生産キャパシティの問題が影響としているものの、住宅向け需要減退懸念などは拭えないようだ。 北の達人<2930>:264円(-39円) 大幅反落。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は7.2億円で前年同期比55.1%減益となり、通期予想は従来の12.4億円から7.7億円、前期比62.9%減に下方修正。新規獲得件数の好調推移によって、売上高は上振れるものの、新規顧客のさらなる獲得のため広告宣伝費への投資計画を見直すようだ。先行投資負担による目先の収益の伸び悩みをネガティブに捉える動きが優勢に。 デンカ<4061>:2536円(-479円) 大幅続落。先週末に業績予想、並びに配当予想の下方修正を発表している。23年3月期営業利益は従来予想の430億円から330億円、前期比17.8%減と、一転減益見通しに下方修正。電子・先端製品やクロロプレンゴムといった主力製品の需要が大きく減少しているもよう。上半期までの状況から下振れ懸念はあったとみられるが、減額幅は想定以上との見方に。年間配当金も従来計画の145円から100円にまで引き下げ。 ベイカレント<6532>:5070円(+595円) 大幅続伸。先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は209億円で前年同期比36.9%増、9-11月期は83億円で同44.0%増と増益率は一段と拡大している。据え置きの通期計画260億円、前期比20.8%増の上振れ期待があらためて高まる状況になっている。中途のコンサルタント採用数増加、稼働率の上昇、1人当たりのコンサル単価上昇などが好業績の背景。想定以上のDX需要が意識される展開になっているようだ。 ビザスク<4490>:1575円(+207円) 大幅に3日ぶり反発。23年2月期第3四半期累計(22年3-11月)の営業損益を0.88億円の黒字(前年同期実績2.52億円の赤字)と発表している。国内事業会社向けプラットフォームの成長などで売上高が236.7%増の63.04億円となったことが黒字転換に寄与した。通期予想は2.00億円の赤字で据え置いた。第3四半期累計時点で黒字を維持できていることから、会社計画を上回って着地する可能性があるとの見方が広がっているようだ。 propetec<5527>:3375円(+115円) 大幅に4日続伸。23年11月期の営業利益予想を前期比25.2%増の29.53億円と発表している。地域の事情にあった住宅供給に加え、住宅購入・売却・建築・住宅リノベーション、不動産賃貸・開発等を一体として扱う方針。同時に発表した22年11月期の営業利益は39.7%増の23.59億円で着地した。土地の仕入強化や新商品の開発投入を進めたことが利益押し上げに貢献した。 インバウンド<7031>:1277円(+50円) 大幅に3日ぶり反発。23年3月期の営業利益予想を従来の2.78億円から3.70億円(前期実績2.91億円)に上方修正している。多言語・通訳ソリューションを提供するマルチリンガルCRM事業が好調で既存案件の拡大や予想を上回る新規案件の受注があり、利益が拡大する見通し。また、売上高が低調だったセールスアウトソーシング事業では外注費の圧縮などのコストコントロールで予想通りの利益を確保できる見込みという。 《ST》
関連銘柄 8件
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時価総額 21,020百万円
ヘルス&ビューティーケア関連事業が柱。健康食品・化粧品ブランド「北の快適工房」が主力。オリジナルヘアケアブランド「SALONMOON」等も。北の快適工房では組織力の強化等により、新規顧客の増加図る。 記:2024/10/24
4061 東証プライム
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11/29 15:30
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時価総額 187,827百万円
1915年設立の総合化学メーカー。クロロプレンゴム、球状シリカと世界トップシェア。電子回路基板や半導体工程用材料、ワクチン、肥料、ABS樹脂等も手掛ける。アセチレンブラックの生産・販売体制の強化に注力。 記:2024/10/08
4343 東証プライム
3,100
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時価総額 61,312百万円
アミューズメント施設運営会社。モーリーファンタジー、スキッズガーデン等のブランドを展開。イオン傘下。店舗数は国内外で1200店舗超。新業態中心に新規出店。国内事業ではメダル部門の販促活動を継続的に強化。 記:2024/10/24
4490 東証グロース
1,200
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時価総額 11,083百万円
知見プラットフォーム事業を手掛ける。登録エキスパートに1時間単位のインタビューが行える「ビザスクinterview」が主要商材。登録者数は65万人超。27.2期調整後EBITDA20億円以上目指す。 記:2024/10/29
940
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時価総額 3,905百万円
中古マンションの買取再販中心の中古住宅再生事業が主力。国内最大級の不動産買取ポータルサイト「KAITRY」の運営等も手掛ける。販売契約件数は順調。土地の仕入強化図る。26.11期営業利益28億円目標。 記:2024/10/28
6432 東証プライム
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時価総額 237,155百万円
小型建設機械メーカー。世界で初めてミニショベル、クローラーローダーを開発。ミニショベルはEUでシェア2位。海外売上高比率が高い。長野県埴科郡に本社。欧米中心に販売網を拡充。アフターパーツの拡販図る。 記:2024/10/29
6532 東証プライム
5,411
11/29 15:30
+41(%)
時価総額 840,929百万円
大手経営コンサルティング会社。全体戦略や事業戦略の立案など経営課題を解決するサービスを提供。24年9月に持株会社に移行、M&A推進。採用活動を積極化。コンサルタントの増加により人件費増も案件拡大で堅調。 記:2024/10/31
7031 東証グロース
958
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+16(%)
時価総額 2,387百万円
コールセンターの運営受託を通じたカスタマーサービス等を手掛けるマルチリンガルCRM事業が主力。12カ国語に常時対応。セールスアウトソーシング事業も展開。帳票作成代行などヘルスケアBPO事業に注力。 記:2024/10/12