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前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は次第に個人主体の中小型株などへの物色に向かわせやすい~

2022/12/14 8:48 FISCO
*08:48JST 前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は次第に個人主体の中小型株などへの物色に向かわせやすい~ 14日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:買い一巡後は次第に個人主体の中小型株などへの物色に向かわせやすい ■東建コーポ、2Q営業利益 16.7%減 60.14億円 ■前場の注目材料:シンフォニア:半導体ロードポートの納期短縮、来年から標準品量産 ■買い一巡後は次第に個人主体の中小型株などへの物色に向かわせやすい 14日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、次第にこう着感の強い相場展開になりそうだが、底堅さは意識されやすいだろう。13日の米国市場はNYダウが103ドル高だった。11月消費者物価指数(CPI)が予想以上に伸びが鈍化したため、金利ピークの思惑が強まり買いが加速し、NYダウは一時700ドル近く上昇する場面も見られた、ただし、買い一巡後は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとする様子見ムードが広がり、一時下落に転じるなど不安定な相場展開だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円高の27970円。円相場は1ドル135円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。ただし、日経225先物はナイトセッションで一時28260円まで急伸した後に軟化するなど、米国市場の動向に過剰に反応しており、FOMCの結果待ちのなか、積極的な売買は限られるとみられ、先物主導による短期的な売買に振らされやすいだろう。ただし、FOMC通過後のアク抜けも意識されやすく、売り方にとってはポジションをニュートラルに近づける格好から、ショートカバーは入りやすいだろう。VIX指数は25を超える場面から一気に22台まで低下するなど、売り方のカバーとみられる動きによって低下している。 そのため、日経平均についても25日線辺りでの底堅さが見られるようだと、28000円固めからショートカバーの動きを強めてくる可能性はありそうだ。楽観視は禁物ではあるものの、底堅さが見られてくる局面においては、押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。そのほか、物色については朝方こそインデックス主導から指数インパクトの大きい値がさ株などが指数をけん引する格好となるものの、その後は次第に個人主体の中小型株などへの物色に向かわせやすいだろう。IPO銘柄への循環的な物色が見込まれるなか、好調な結果が続くようだと、セカンダリーへの資金還流の動きも意識されてきそうだ。 ■東建コーポ、2Q営業利益 16.7%減 60.14億円 東建コーポ<1766>が発表した2023年4月期2Q業績は、売上高が前年同期比2.8%増の1550.03億円、営業利益は同16.7%減の60.14億円だった。建設事業は、前会計年度の受注高が増加したことにより、完成工事高は前年同期と比較して微増した。利益面は、建設資材や住宅設備機器価格の上昇等により、完成工事総利益率は低下した。不動産賃貸業は管理する物件の数が増えたことで家賃収入が増え、売上高の増加につながった。入居率は98%と高い水準を維持している。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27954.85、+112.52) ・NYダウは上昇(34108.64、+103.60) ・ナスダック総合指数は上昇(11256.81、+113.08) ・シカゴ日経先物は上昇(27970、大阪比+80) ・SOX指数は上昇(2821.53、+42.32) ・VIX指数は低下(22.55、-2.45) ・米原油先物は上昇(75.39、+2.22) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・シンフォニア<6507>半導体ロードポートの納期短縮、来年から標準品量産 ・住友林業<1911>米国に建材の新工場、住宅向け供給拡充 ・塩野義<4507>厚労省、コロナ飲み薬の処方施設を拡大 ・富士フイルム<4901>韓国にイメージセンサー向け材料新工場建設 ・住友商事<8053>量子コンピューターでトラック中継輸送を最適化、IT基盤構築 ・住友商事<8053>バングラの工業団地が操業開始、第1期工事完了 ・伊藤忠<8001>「L.L.Bean」独占販売権取得、日本独自の商品開発 ・双日<2768>豪プレナリー・グループとMOU、官民連携事業・インフラ分野拡大で ・高砂熱<1969>半導体など産業空調に注力、24年度に受注比率50%へ ・三菱重<7011>チリでアンモニア混焼発電実証へ、現地IPPと事業化調査開始 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 12月調査日銀短観・大企業製造業業況判断DI(予想:+6、9月:+8) ・08:50 12月調査日銀短観・大企業非製造業業況判断DI(予想:+17、9月:+14) ・08:50 12月調査日銀短観・大企業全産業設備投資 (前年度比予想:+20.7%、9月: +21.5%) ・08:50 10月機械受注(船舶・電力除く民需)(前月比予想:+1.8%、9月:-4.6%) <海外> ・特になし 《NH》
関連銘柄 10件
1766 東証プライム
11,300
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時価総額 152,234百万円
賃貸住宅の企画提案から建設、管理、仲介までを一貫提供。子会社で住設機器や建材の製造も行う。受注堅調で建設の完成工事高増加。賃貸料収入も伸びて資材高や経費増をこなす。高級業容拡大へ賃貸アパート等も推進。 記:2024/09/05
1911 東証プライム
7,095
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-60(%)
時価総額 1,427,620百万円
住宅メーカー大手。木造建築に強み。国内外に社有林を有す。木材・建材製造も。海外は米・豪を軸に開拓。木材建材事業は足踏み。資源環境事業は売上堅調。23.12期通期は増収。24.12期は増収増益見通し。 記:2024/04/13
1969 東証プライム
5,140
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時価総額 361,028百万円
空気調和設備の設計・施工等を行う。1923年創業。東京ドーム、新国立競技場などで施工実績。設備機器の製造・販売事業等も手掛ける。配当性向40%目途。大型物件受注時の採算性向上など収益力の強化を図る。 記:2024/08/12
2768 東証プライム
3,365
9/30 15:00
-15(%)
時価総額 842,260百万円
ニチメン、日商岩井の経営統合で誕生した総合商社。金属・資源・リサイクルが主力。インフラ・ヘルスケア、化学、生活産業・アグリビジネス等も。配当性向30%程度目安。エッセンシャルインフラ等が戦略的強化領域。 記:2024/06/13
4507 東証プライム
2,053.5
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時価総額 1,826,859百万円
製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
3,688
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時価総額 4,587,418百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
5,050
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時価総額 150,434百万円
半導体製造装置向けアクチュエータ等のモーション機器事業が主力。1917年創業。旧社名は神鋼電機。クリーン搬送システム事業、パワーエレクトロニクス機器事業も。半導体製造装置向け搬送機器の生産能力増強進める。 記:2024/08/10
7011 東証プライム
2,117.5
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時価総額 7,143,700百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
8001 東証プライム
7,678
9/30 15:00
-265(%)
時価総額 12,168,785百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
8053 東証プライム
3,194
9/30 15:00
-135(%)
時価総額 3,997,521百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09