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こう着もインデックス売買中心に28000円を回復【クロージング】

2022/11/22 16:12 FISCO
*16:12JST こう着もインデックス売買中心に28000円を回復【クロージング】 22日の日経平均は続伸。170.95円高の28115.74円(出来高概算12億株)と4営業日ぶりに28000円を回復して取引を終えた。週明けの米国市場は下落したものの、円安が追い風となったほか、米国株先物がしっかりで推移するなか、祝日を控えてリバランスに伴うショーカバーの動きが優勢となるなど、インデックスに絡んだ商いが中心だった。塩野義<4507>の新型コロナウイルス経口治療薬の緊急承認が厚労省で再審議される予定で、他の医薬品株に好影響を与えたことも投資マインドの好転につながったとみられる。ただ、前場半ばに28203.35円まで買われた後は、28150円辺りを挟んでのこう着が続いた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1400を超え、全体の8割近くを占めた。セクター別では、非鉄金属が変わらずの他は、32業種が上昇しており、電気ガス、保険、銀行、医薬品、卸売、精密機器などの上昇が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、テルモ<4543>、オリンパス<7733>、中外薬<4519>、エーザイ<4523>、第一三共<4568>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、エムスリー<2413>、コナミG<9766>が軟化した。 東京市場では米国株安には反応せず、円高一服を映して、自動車や機械といった輸出関連株中心に値を上げる銘柄が目立ち、「来年4月にも値上げ申請」と一部で伝わった電力株が軒並み上伸した。また、「大学ファンドが10月に財政融資8000億円を借り入れた」と報じられ、大学ファンドからの運用資金の流入期待も投資家心理の改善につながった。 日本は23日が勤労感謝の日、米国は24日が感謝祭で休場となるだけに、積極的に持ち高を傾ける向きは少なく、トレンドフォロー型の短期筋など一部の投資家の動きが活発なだけだった。こうしたなか、23日には米国で11月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表される。政策金利の最終着地点であるターミナルレートがどの辺りを想定しているのかを探るために重要だ。また、欧米各国のグローバルPMI(購買担当者景況指数)や11月の米ミシガン大学による消費者景況感指数確報値が発表される。米国のインフレにピークアウト感が出てくるのか確認するうえでも注目を集めそうだ。 《FA》
関連銘柄 10件
2413 東証プライム
1,408.5
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-16.5(%)
時価総額 956,470百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
4507 東証プライム
2,124.5
11/25 15:30
+30(%)
時価総額 1,890,023百万円
製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
4519 東証プライム
6,497
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+227(%)
時価総額 10,908,840百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4523 東証プライム
4,653
11/25 15:30
+3(%)
時価総額 1,379,926百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」、不眠症治療剤「デエビゴ」などが主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アルツハイマー病治療剤「レケンビ」に積極的な成長投資実施。 記:2024/10/20
4543 東証プライム
3,108
11/25 15:30
+35(%)
時価総額 4,633,086百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4568 東証プライム
4,606
11/25 15:30
+171(%)
時価総額 8,968,039百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
6857 東証プライム
9,232
11/25 15:30
-215(%)
時価総額 7,073,014百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
7733 東証プライム
2,442.5
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-16(%)
時価総額 2,876,532百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
9766 東証プライム
14,865
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+190(%)
時価総額 2,133,128百万円
モバイルゲーム、家庭用ゲーム等を手掛けるデジタルエンタテインメント事業が主力。スロットマシンやアミューズメントマシンの製造・販売等も行う。配当性向30%以上目処。パワフルプロ野球2024-2025を発売。 記:2024/08/12
9983 東証プライム
50,730
11/25 15:30
+1,710(%)
時価総額 16,143,351百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25