マーケット
11/26 15:15
38,442.00
-338.14
44,860.31
+123.74
暗号資産
FISCO BTC Index
11/27 15:53:13
14,184,807
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~利食いが強まる局面では押し目狙いのスタンスに~

2022/11/17 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~利食いが強まる局面では押し目狙いのスタンスに~ 17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:利食いが強まる局面では押し目狙いのスタンスに ■ヤーマン、2Q上方修正 営業利益53.67億円←44.00億円 ■前場の注目材料:日産自、新型「セレナ」年産11万台計画、6年ぶり全面改良で ■利食いが強まる局面では押し目狙いのスタンスに 17日の日本株市場は、売り優勢ながらも下値の堅さが意識されそうだ。16日の米国市場ではNYダウが39ドル安だった。ディスカウント小売りのターゲットが業績予想を下方修正したため、景気への警戒感から売り先行の展開。10月小売売上高は予想を上回ったためソフトランディングへの期待感が強まり下支えとなった。ただし、マイクロンテクノロジーが生産削減計画を発表したことが嫌気され、AMDなど他の半導体株に売りが波及する格好となり、SOX指数は4%を超える下落となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比120円安の27920円。円相場は1ドル139円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まろう。ただし、NYダウは足元での強い上昇に対する利食いの範囲内であり、センチメントを冷ますことはなさそうだ。また、半導体株の下落の影響はあるものの、エヌビディアは取引終了後に発表した決算は予想を上回ったため時間外取引で買われている。そのため、売り一巡後は底堅さが意識されやすく、押し目待ちの買いが意識されやすいだろう。 日経平均は足元で28000円を挟んだこう着が継続しているが、引き続き同水準での底固めは意識しておきたいところだろう。本日は売り優勢ながら75日線が支持線として意識されやすい。直近の上昇でボリンジャーバンドの+2σを上回ったことで過熱感が警戒されていたが、前日の調整局面では+1σを下回ってきており、過熱感は和らいでいる。また、本日は直近でリバウンド基調を見せてきているハイテク株などには利益確定の動きが入りやすいものの、リバランスに伴うショートカバーの動きは継続しているとみられ、売り一巡後の底堅さは意識されそうだ。 また、中小型株についても利食いが入るとみられるが、マザーズ指数の強い動きから個人主体の需給状況は良好である。日経平均がこう着のなか、短期の値幅取り狙いの資金などは引き続き中小型株での売買を活発化させよう。値動きは荒くなるものの、強いトレンドを形成している銘柄などは、利食いが強まる局面では押し目を狙いたい。 ■ヤーマン、2Q上方修正 営業利益53.67億円←44.00億円 ヤーマン<6630>は第2四半期業績予想の修正を発表。売上高は220.00億円から265.68億円、営業利益を44.00億円から53.67億円に上方修正した。中国国内向けの販売が想定以上に好調。中国国内ECにおける6.18などのイベントが非常に好調であったほか、11.11(ダブルイレブン)に向けた出荷も売上の伸長に大きく寄与した。また、国内各販路においては、フォトプラスシリーズ(RF美顔器)やレイボーテシリーズ(光美容器)、シャインプロ(ヘアアイロン)などが健闘した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28028.30、+38.13) ・VIX指数は低下(24.11、-0.43) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・日産自<7201>新型「セレナ」年産11万台計画、6年ぶり全面改良で ・ローム<6963>東芝買収、ローム参画へ、JIP案にスズキ・大成建も検討 ・出光興産<5019>東亜石油のTOB成立、人材・設備を最大限活用 ・出光興産<5019>化石燃料の収益比率50%以下へ、30年度めど、脱炭素に軸足 ・大和工業<5444>タイで圧延設備更新、100億円投資、年産能力70万トン ・ヤマハ発<7272>日本製紙とCNF強化樹脂を実用化、水上バイク部品に ・日東紡<3110>米に新工場、体外診断薬原料を増産 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 10月貿易収支(予想:-1兆6200億円、9月:-2兆943億円) <海外> ・09:30 豪・10月失業率(予想:3.5%、9月:3.5%) ・09:30 豪・10月雇用者数増減(予想:+1.50万人、9月:+0.09万人) 《ST》
関連銘柄 7件
3110 東証プライム
6,140
11/26 15:30
-110(%)
時価総額 231,619百万円
ガラス繊維メーカー大手。1923年創立。Tガラス、NEガラス等の電子材料事業が主力。体外診断用医薬品のメディカル事業、断熱材事業等も。電子材料事業では増産投資等でスペシャルガラス需要拡大への対応図る。 記:2024/10/03
5019 東証プライム
1,004
11/26 15:30
-30(%)
時価総額 1,398,213百万円
石油元売り大手。1911年に北九州・門司で創業。2019年に昭和シェル石油と経営統合。SS「apollostation」を展開。基礎化学品、高機能材等も。新規収益創出で事業ポートフォリオの転換図る。 記:2024/08/10
5444 東証プライム
7,865
11/26 15:30
-161(%)
時価総額 511,225百万円
大手電炉メーカー。H形鋼を主力に、棒鋼や鋼矢板、山形鋼などを手掛ける。1944年創立。兵庫県姫路市に本社。米国やタイ、中東などに進出。中東は販売量高水準。米国は大型建築案件向けなどの数量確保に注力。 記:2024/10/28
6630 東証プライム
786
11/26 15:30
-2(%)
時価総額 45,862百万円
美容健康機器の製造・販売、化粧品や生活雑貨の販売等を手掛ける。美顔器で国内トップシェア。ヤーマン、ミーゼなどのブランドを展開。中計では28.4期売上700億円目標。オリジナル機能性化粧品の拡充を図る。 記:2024/10/25
6963 東証プライム
1,430
11/26 15:30
-51.5(%)
時価総額 577,377百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。SiCなどパワーデバイスは生産能力増強進める。LSIの新商品開発で新規需要の獲得図る。 記:2024/10/20
7201 東証プライム
392.1
11/26 15:30
-14.8(%)
時価総額 1,654,942百万円
大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
7272 東証プライム
1,343
11/26 15:30
+10.5(%)
時価総額 1,411,026百万円
二輪車を主力とするランドモビリティ事業が柱。船外機が主力のマリン事業、ロボティクス事業等も。1955年に日本楽器製造(現ヤマハ)から分離独立。海外売上比率が高い。二輪車はインド、ブラジルで強い需要続く。 記:2024/07/04