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前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後は底堅い相場展開、押し目狙いのスタンスに~

2022/11/4 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後は底堅い相場展開、押し目狙いのスタンスに~ 4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:売り一巡後は底堅い相場展開、押し目狙いのスタンスに ■KDDI、2Q営業利益 2.5%減 5585億円 ■前場の注目材料:豊田通商、人的資本の情報開示規格、認証取得 ■売り一巡後は底堅い相場展開、押し目狙いのスタンスに 4日の日本株市場は、売り一巡後は底堅い相場展開が見込まれよう。3日の米国市場ではNYダウが146ドル安だった。2日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、予想通り4会合連続で0.75%の利上げを決定した。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が会見でインフレ抑制の道のりが長く、最終的な金利も従来の予想を上回ると言及すると、2日の米国市場は大きく売られる格好となった。ただし、3日は続落となったものの、週次失業保険申請件数が依然低水準で労働市場の健全性を証明したほか、押し目買いや一部企業の予想を上回った決算を好感した買いに一時プラス圏を回復する場面も見られた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比385円安の27255円。円相場は1ドル148円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップスタートになるだろう。パウエルFRB議長の声明では、予想通りではあるが利上げペース減速の可能性を示唆したことから、下へのバイアスは強まらないと考えられ、引き続きリバランスに伴うショートカバーの動きが入りやすい需給状況であると考えられよう。そのため、弱含む局面においては、押し目狙いのスタンスを想定しておきたいところである。VIX指数はFOMC後の米国市場が下落する局面においても低下傾向を継続していることから、リスクオフの流れには向かわないと見られる。 米雇用統計の発表を控えてリバウンドの動きは強まりづらく、インデックスに絡んだ商いによって指数インパクトの大きい値がさ株が重荷となる可能性はありそうだ。一方で、ファーストリテ<9983>が発表した「ユニクロ」の10月の国内既存店売上高は、前年同月比12.8%増だった。増加は4カ月連続となり、これを手掛かりとしたファーストリテの底堅い値動きが日経平均を下支えする可能性はある。 また、決算発表が本格化しているなか、良好な決算を評価した物色も見られているため、需給状況は悪くないだろう。日経平均は足元のリバウンドで75日線を回復してきたが、本日は同線を割り込み、5日線を下回ってくる可能性はある。ただし、25日線が支持線として機能している状況は継続することから、冷静に押し目を狙いたいところである。 ■KDDI、2Q営業利益 2.5%減 5585億円 KDDI<9433>が発表した2023年3月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比4.4%増の2兆7408.36億円、営業利益が同2.5%減の5585.27億円だった。7月に発生した大規模障害で生じた返金などを巡る対応コストが重荷となった。コンセンサス(6030億円程度)を下回る。通期据え置きはコンセンサス水準。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27678.92、+91.46) ・1ドル=148.20-30円 ・SOX指数は上昇(2402.75、+18.30) ・VIX指数は低下(25.81、-0.07) ・米原油先物は上昇(88.37、+1.84) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・東洋エンジニアリング<6330>エネ技術開発加速、千葉の研究施設移転・拡張 ・丸紅<8002>ジャマイカの石油火力建て替え、LNGに燃料転換 ・伊藤忠<8001>台湾へのEC販売支援サービス開始、現地企業と連携 ・豊田通商<8015>人的資本の情報開示規格、認証取得 ・双日<2768>シンガポール社と覚書、新エネ分野などで協業 ・日本精工<6471>ボールネジの安定化技術開発、送り系機能変化最小に ・オムロン<6645>eスポーツ “感触” で開拓、マウススイッチ押し心地追求 ・凸版印刷<7911>廃棄化粧品をインキ色材に、販促物制作に再利用( ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 10件
2768 東証プライム
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時価総額 866,789百万円
ニチメン、日商岩井の経営統合で誕生した総合商社。金属・資源・リサイクルが主力。インフラ・ヘルスケア、化学、生活産業・アグリビジネス等も。配当性向30%程度目安。エッセンシャルインフラ等が戦略的強化領域。 記:2024/06/13
6330 東証プライム
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10/4 15:00
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時価総額 29,189百万円
三井グループのエンジニアリング会社。石油化学プラント、石油精製プラント、火力発電プラント等の設計、工事を行う。化学プラントに強み。海外売上比率は6割超。燃料アンモニアなどの案件形成に向けた取り組みを推進。 記:2024/08/09
6471 東証プライム
729
10/4 15:00
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時価総額 401,874百万円
独立系ベアリングメーカー。1916年設立。ベアリングで国内トップシェア、世界シェアは3位。産業機械事業、自動車事業が柱。配当性向は30~50%目標。25.3期は産業機械事業における拡販などを見込む。 記:2024/07/26
6645 東証プライム
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10/4 15:00
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時価総額 1,343,686百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
7911 東証プライム
4,479
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時価総額 1,566,333百万円
大手印刷会社。印刷で2強。マーケティングやコンテンツ等の情報関連、包装資材や建装材、ディスプレイ、半導体関連も手掛ける。DXや半導体関連が堅調。海外のパッケージや建装材も回復傾向。アフリカにも進出。 記:2024/07/28
8001 東証プライム
7,877
10/4 15:00
+13(%)
時価総額 12,484,179百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
8002 東証プライム
2,452
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時価総額 4,213,056百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
8015 東証プライム
2,718
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時価総額 2,886,978百万円
トヨタグループの総合商社。2006年にトーメンと合併。自動車関連、アフリカビジネスに強み。ラオス首都空港国際線ターミナルの運営等にも携わる。モビリティ部門は順調。27.3期ROE13%以上維持が目標。 記:2024/06/13
9433 東証プライム
4,687
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+37(%)
時価総額 10,799,692百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
49,210
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+720(%)
時価総額 15,659,655百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10