マーケット
10/4 15:15
38,635.62
+83.56
42,011.59
-184.93
暗号資産
FISCO BTC Index
10/6 17:20:59
9,228,182
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

米CPIの発表を目前に買い見送りムード強まる【クロージング】

2022/10/13 16:01 FISCO
*16:01JST 米CPIの発表を目前に買い見送りムード強まる【クロージング】 13日の日経平均は4営業日続落。159.41円安の26237.42円(出来高概算10億4000万株)で取引を終えた。米卸売物価指数(PPI)を受けて大幅な利上げが継続されるとの思惑から、前日の米国市場が弱い値動きのなか、東京市場も方向感に欠ける展開となった。米国で9月の米消費者物価指数(CPI)が発表されるため、CPIショックへの警戒は根強く、日経平均はこう着ながらも、寄り付き直後につけた26408.31円を高値に弱い値動きが続き、本日の安値で取引を終えた。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1400を超え、全体の8割近くを占めた。セクター別では、鉱業、ゴム製品、海運、水産農林、輸送用機器の5業種が上昇。一方、空運、サービス、電気ガス、陸運、不動産、機械など28業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、ホンダ<7267>、スズキ<7269>がしっかりだった半面、ダイキン<6367>、リクルートHD<6098>、KDDI<9433>、第一三共<4568>、ファナック<6954>が軟調だった。 前日の米国市場では、9月のPPIが前月比0.4%上昇となり、市場予想(0.2%上昇)を上回り、大幅な金融引き締めが継続するとの見方が強まり、主要株価指数は下落した。ただ、日経平均は前日までの3営業日で900円超下落したことなどから、押し目を拾う動きが先行。このところ上げのきつかった半導体関連株が反発するなど、リバランスの動きが中心と見られ、CPIの発表を控えていることもあって積極的に買い上がる向きも多くなく、次第に様子見ムードが強まった。 8月のCPIは市場予想を上回り、日米ともに株式市場の大きなショック安を招いた経緯があり、今回のCPIの結果には大きな関心を寄せる向きが多い。というのも、9月以降、CPI全体の3分の1を占める住居費の伸びが続いており、さらに物価上昇圧力が強まる可能性があるだけに、CPIを受けた米国市場の動きが警戒されるところだ。一方、来週からは米国主要企業の決算発表が本格化する。今月下旬からは国内企業の上半期決算発表も始まる。仮にCPIを波乱なく通過したとしても、日米企業の業績動向を確認したいと考える投資家も多い。 《FA》
関連銘柄 10件
4568 東証プライム
4,867
10/4 15:00
+31(%)
時価総額 9,476,214百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
8,957
10/4 15:00
-14(%)
時価総額 15,190,714百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
20,040
10/4 15:00
-45(%)
時価総額 5,874,005百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6857 東証プライム
6,974
10/4 15:00
+109(%)
時価総額 5,343,263百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,154
10/4 15:00
-3(%)
時価総額 4,193,658百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7267 東証プライム
1,568.5
10/4 15:00
+4(%)
時価総額 8,523,676百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7269 東証プライム
1,570.5
10/4 15:00
-31.5(%)
時価総額 3,085,382百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
8035 東証プライム
25,355
10/4 15:00
-405(%)
時価総額 11,958,255百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,687
10/4 15:00
+37(%)
時価総額 10,799,692百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
49,210
10/4 15:00
+720(%)
時価総額 15,659,655百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10