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個人投資家・有限亭玉介:緊迫するロシア・ウクライナ情勢に株高期待あり【FISCOソーシャルレポーター】

2022/3/6 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:緊迫するロシア・ウクライナ情勢に株高期待あり【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2022年2月28日14時に執筆 株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 緊迫するウクライナ情勢の影響で株式市場は依然として不安定です。主要国が経済制裁に踏み切る中で、戦闘が早期に終えたとしてもウクライナの復興には時間を要するでしょう。株式市場全体や個別の業界では、今回のウクライナ情勢をどう読むべきか…。過去に起こった戦争のケースを参考にして相場の行く末を探ってみようと思います。 記憶にも新しいアフガン戦争(2001年)、イラク戦争(2003年)が起こった時の日米の相場を見てみると、NYダウは開戦後に上昇しています。日経平均はNYダウほどではないにしろ調整しながらの微増と言える水準に収まっており、過去の例からは長期的な下落要因にはなりにくいと言えそうです。 業種別リスクとしては、ロシアから供給される天然ガスや自動車等のハイテク機器に使われるパラジウムなどのレアメタルを運ぶサプライチェーンが滞る可能性があります。また、ロシアとウクライナは主要な小麦輸出国としても有名です。貿易の需給バランスがさらに乱れると、燃料高騰が厳しい中で関連業界への影響が懸念されます。 血が流れる戦争は個人的には望みませんが、特定の業界に特需をもたらす側面も持ち合わせています。それは歴史を辿っても明らかですし、あたくし達投資家には周知の事実です。今回のウクライナ侵攻では、現実的に米露が直接対峙するとは考え難いので長期化はしないと思われます。相場はリスク回避的な動きがしばらく続きそうです。 さて、厳しい局面の中でもチャートが動いてきている銘柄をチェックして参ります。パワー半導体関連として注目されるタカトリ<6338>は、好決算となった2月9日に続いて同月14日には海外企業からパワー半導体向けSiC材料切断加工装置の大口受注を発表すると動意しました。時価総額が低く、足の軽さが目立つ印象です。 経営コンサルやM&Aアドバイザリーを手掛けるフロンティア・マネジメント<7038>は、2月10日に決算発表すると22年12月期が3期ぶりに過去最高益となる見通しです。長期で下落基調となっていたチャートは、底を打って反発しております。 22年12月期で3期連続の最高益予想となったALBERT<3906>は、NTTドコモのAI開発を支援するなど材料は豊富です。チャートは長期で下落基調でしたが、実力は折り紙付きで将来性も加味すれば売られ過ぎにも思えますねぇ。 卵殻膜原料を配合した化粧品などの販売を手掛けるアルマード<4932>は、2月14日の決算発表後に窓を開け急騰しました。これまで無配だった配当を40円で復配する事が好感されております。自社株買いも実施して、上場来高値を更新できるか監視中です。 テレワークや副業で注目されるクラウドワークス<3900>は、2月14日の決算と併せて上方修正しております。直近ではオンラインアシスタントサービス「ビズアシ」のクライアントが1000社を突破。チャートは決算後に底値から切り返してトレンド転換できるか。 最後は、22年12月期も4期連続で過去最高益更新する見通しを決算で発表したサイバーセキュリティクラウド<4493>です。ウクライナ情勢を受け、経産省がサイバーセキュリティー対策強化を注意喚起している事を背景に、ここ最近、急上昇しております。同関連としては少し出遅れる形でFFRIセキュリティ<3692>やセキュアヴェイル<3042>なども物色されてきておりますので監視中です。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《TY》
関連銘柄 8件
3042 東証グロース
279
10/4 15:00
+3(%)
時価総額 2,146百万円
ネットワーク・セキュリティの運用監視サービスを中心に、情報セキュリティ人材の育成・派遣も展開。既存案件への増員等で人材サービス事業は収益伸長。投資有価証券売却益を計上。24.3期3Qは最終黒字転換。 記:2024/04/09
3692 東証グロース
2,132
10/4 15:00
+2(%)
時価総額 17,461百万円
サイバー・セキュリティ事業が主力。マルウェアや脆弱性攻撃を高精度で検知・防御する「FFRI yarai」が主力製品。ソフトウェア開発・テスト事業も。戦略的販売パートナーとの連携強化などを継続実施。 記:2024/06/24
3900 東証グロース
1,269
10/4 15:00
-11(%)
時価総額 19,379百万円
国内最大級のクラウドソーシングサイト「クラウドワークス」の運営を行う。ビジネス向けSaaS事業「クラウドログ」等も手掛ける。登録クライアント数は97万社超。サーキュレーションを持分法適用関連会社化。 記:2024/06/18
3906 東証グロース
9,160
12/23 15:00
±0(%)
時価総額 41,165百万円
AI搭載のビッグデータ自動分析ツールを開発。AIアルゴリズム構築とシステム開発も手掛け、データ分析人材育成も展開。自動車衝突シミュレータのパラメータ最適化AIを開発。一部事業の譲渡もあり3Q累計は純増益。 記:2022/11/24
1,863
10/4 15:00
+9(%)
時価総額 17,518百万円
クラウド型WAF「攻撃遮断くん」が主力。クラウドWAFの自動運用サービス「WafCharm」、脆弱性診断サービス等も。WAF国内シェアトップ。攻撃遮断くん、WafCharmの解約率は安定的に推移。 記:2024/07/08
4932 東証スタンダード
1,025
10/4 15:00
-8(%)
時価総額 10,654百万円
独自開発の卵殻膜原料を配合した女性用化粧品、サプリの開発・販売を行う。オリジナルブランドに「TO-II」など。QVCジャパンやツルハHDなどが主要取引先。テレビCMで卵殻膜美容液の認知度向上を図る。 記:2024/08/19
6338 東証スタンダード
2,659
10/4 15:00
-41(%)
時価総額 14,601百万円
産業機械メーカー。パワー半導体材料(SiC)向け加工機で世界トップシェア。液晶パネル研磨洗浄工程装置、繊維加工機器、医療機器等も。海外売上高比率が高い。半導体製造機器ではパワー半導体向け装置が販売順調。 記:2024/07/26
1,287
10/4 15:00
+8(%)
時価総額 14,748百万円
経営支援・M&Aアドバイザリー会社。経営コンサルやM&Aアドバイザリー・事業承継、経営執行支援、事業再生等を手掛ける。投資事業も。DXハンズオン支援やフルスペック再生支援などソリューション強化を図る。 記:2024/08/01