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今日の為替市場ポイント:米長期金利の反発を意識して円買い縮小の可能性も

2022/3/3 8:16 FISCO
*08:16JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の反発を意識して円買い縮小の可能性も 2日のドル・円は、東京市場では114円79銭から115円18銭まで強含み。欧米市場では、115円09銭から115円69銭まで上昇し、115円52銭で取引終了。本日3日のドル・円は115円台で推移か。原油価格の上昇や米長期金利の反発を意識して、リスク回避的なドル売り・円買いは縮小する可能性がある。 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は2日、下院金融サービス委員会の公聴会で証言し、「3月15−16日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で25ベーシスポイントの利上げを提案し、支持する方向」、「インフレが想定通り弱まることがない場合、より積極的に対応する用意がある」と述べた。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響で原油価格は大幅に上昇した。原油高は米国経済を圧迫し、政策金利見通しにも大きな影響を与える可能性はあるものの、米FRBはインフレの高止まりに対応する姿勢を明らかにした。 市場参加者の間からは「米国のインフレがピークに達する時期は4-6月期以降になる可能性がある」との声が聞かれている。そのため、「3月、5月、6月のFOMC会合で合計0.75ポイントの利上げが実施され、米国の経済成長が4-6月期に減速しても今年後半にかけて複数回の追加利上げが実施される可能性が高い」との見方も出ている。 《FA》