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買い戻しの動きが強まり、一時27000円を回復【クロージング】

2022/3/1 15:56 FISCO
*15:56JST 買い戻しの動きが強まり、一時27000円を回復【クロージング】 1日の日経平均は続伸。317.90円高の26844.72円(出来高概算12億4000万株)で取引を終えた。ロシアに対する経済制裁を巡って過度な警戒感が和らいだことから見直し買いの動きとなった。ロシアとウクライナの停戦合意に向けた協議の行方は不透明ながら、日米欧によるオンライン協議において、エネルギー価格を含む世界経済の安定に協力する方針で一致したと伝わったことも安心感に繋がった。日経平均は前場終盤には一時27013.26円まで上伸し、取引時間中としては2月18日以来の27000円を回復する場面もあった。ただ、買い一巡後は模様眺めムードが強まり、26800~26900円台でもみ合っていた。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄が1100を超え、全体の約過半数を占めた。セクター別では、海運、鉱業、サービス、情報通信、電気ガスなど23業種が上昇。一方、空運、パルプ紙、銀行、水産農林、保険など10業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、エムスリー<2413>、バンナムHD<7832>が堅調だった半面、デンソー<6902>、第一三共<4568>、TDK<6762>、日東電工<6988>、アステラス薬<4503>が軟化した。 日米欧がロシアの銀行を国際決済網の国際銀行間通信協会(SWIFT)から締め出す方針を打ち出したほか、ロシア中銀による外貨取引を禁じる追加措置をもまとめた。制裁強化が世界経済に悪影響を及ぼすと懸念する向きもいるが、本日のところは買い戻しの動きに向かわせた。また、前日の米国市場ではハイテク関連株が上昇したことも素直に好感され、半導体や電子部品関連など値がさ株を中心に値を上げる銘柄が目立っていた。 引き続きウクライナ情勢に関する各種報道には警戒が必要だが、投資家の関心は徐々に米国の金融政策に移ってきている。地政学リスクを受け、原油などのエネルギー価格が高値圏での推移が続いており、資源インフレの顕在化が米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペースの鈍化につながるのではないかとの見方も出始めているからだ。このため、今夜に発表される2月の米ISM製造業景況指数の結果から米国のインフレ圧力の高まりがどの程度進んでいるのかどうか確認するうえでも注目したい。 《FA》
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医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
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6762 東証プライム
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6902 東証プライム
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6988 東証プライム
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時価総額 1,748,880百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
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バンダイ、ナムコの経営統合で2005年に誕生した持株会社。トイホビー事業、デジタル事業が主力。IP活用に強み。アミューズメント施設の運営等も。総還元性向は50%以上目標。トイホビー事業は堅調続く見通し。 記:2024/06/25
8035 東証プライム
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時価総額 12,083,237百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
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世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
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時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17