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中国リスク警戒から売り優勢も底堅さは意識される【クロージング】

2021/9/16 15:48 FISCO
*15:48JST 中国リスク警戒から売り優勢も底堅さは意識される【クロージング】 16日の日経平均は続落。188.37円安の30323.34円(出来高概算12億6000万株)で取引を終えた。急ピッチの上昇に対する高値警戒感から利益確定売りが膨らんだほか、「中国の不動産開発大手、中国恒大集団の本土部門、恒大地産は16日、同日の全社債取引を停止」との報道を受けた中国リスクへの警戒なども投資マインドを冷やし、後場寄り直後に一時30202.51円まで下押しした。ただ、自民党総裁選の17日の告示を前に次期政権による経済対策への期待感なども根強く、売りが一巡したあとは押し目を拾う動きもみられ、下げ幅を縮めていた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1100を超え、全体の過半数を占めた。セクター別では、石油石炭、鉱業、倉庫運輸、食料品など15業種が上昇。一方、海運、ガラス土石、不動産、その他製品など18業種が下落。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>、第一三共<4568>、キッコーマン<2801>、アステラス薬<4503>がしっかりだった一方、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、エムスリー<2413>が軟調だった。 前日の米国市場は、景気の底堅さを示す経済指標を映して投資家心理が改善し、主要株価指数は上昇。この流れを映して、東京市場は買い先行でのスタート。日経平均は取引開始直後に30622.39円まで上昇した。ただし、目先の利益を確保する売りが意識されやすいなか、中国の不動産大手のデフォルトリスクによる先行き不透明感が台頭。中国株や香港株などが下落したため、ヘッジファンドなどの売り仕掛けの動きも意識された。 日経平均は続落したが、スピード調整の範囲内の動きとみている向きが多い。ただ、来週はシルバーウイークに入り、立ち会い日数が3日間と少ないうえに、連邦公開市場委員会(FOMC)の開催など重要なイベントを控えることから新規のポジションは取りにくいとの指摘もあり、目先は過熱感の解消に時間を要することになるだろう。 《FA》
関連銘柄 10件
2413 東証プライム
1,416.5
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-97(%)
時価総額 961,903百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
2801 東証プライム
1,747
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時価総額 1,693,570百万円
1917年創業のしょうゆメーカー最大手。しょうゆ関連調味料やデルモンテ調味料の食品部門、豆乳飲料等の飲料部門、酒類部門などでも事業展開。海外売上高比率は7割超。海外のしょうゆ部門では新規市場開拓進める。 記:2024/09/01
4503 東証プライム
1,734.5
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-8.5(%)
時価総額 3,138,860百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4543 東証プライム
2,979.5
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時価総額 4,441,532百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4568 東証プライム
4,866
11/7 15:30
+28(%)
時価総額 9,474,267百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
6367 東証プライム
20,055
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+1,265(%)
時価総額 5,878,401百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6857 東証プライム
9,767
11/7 15:30
+142(%)
時価総額 7,482,899百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6954 東証プライム
4,309
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-28(%)
時価総額 4,289,260百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
23,055
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-405(%)
時価総額 10,873,499百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
48,690
11/7 15:30
-1,660(%)
時価総額 15,494,180百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10