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個人投資家・有限亭玉介:半導体関連は底堅く推移!監視中の銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】

2021/9/12 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:半導体関連は底堅く推移!監視中の銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2021年9月6日14時に執筆 調整していた半導体関連が、ここに来て再び盛り上がりを見せております。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も上昇トレンドであり、代表的な米国の半導体企業の動向をチェックしながら日本の半導体関連企業も注視していきたいですな。 改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 日本の自動車業界では半導体不足や部材不足によって生産がストップする事態が度々起こっています。自動車業界にとっては不運ですが、半導体業界にとっては需要が拡大して引く手あまたと言える状況です。 半導体業界は技術革新のスピードが早いので、個別銘柄の先行きを長期で見通す事は容易ではありません。しかし、半導体業界の市場規模は今後も拡大していくと考えて良いでしょう。新たな半導体技術に思惑がある銘柄もチェックしておきたいところです。 世界の半導体市場の中でも、日本が強みを持つ半導体製造装置やシリコンウエハの素材分野などは依然として高いシェアを誇っています。米中の政治的な思惑に影響されやすい業界ですので、日本の技術を守りながら海外に打って出て欲しいですな。 さて、今回は調整一巡となって復調し始めている半導体関連を改めてピックアップしたいと思います。 年初来高値を更新しているレーザーテック<6920>は、マスクブランクス検査装置で圧倒的な高シェアを誇っております。22年6月期も増益予想で、6期連続での最高益更新をする見込み。売買代金トップになる日もあり、市場での同社の注目度は非常に高いですな。 そして「第二のレーザーテック」とも呼び声高い日本電子<6951>は、4月の当記事でもご紹介しましたが、その後も底強いトレンドを継続しています。半導体向けマルチビーム描画装置では世界トップシェアで、GS証券も投資判断を「買い」継続です。8月13日の決算発表も好調で、じわじわと25日線を下値に上昇基調となっています。 半導体製造装置を手掛けるフェローテックHD<6890>は、半導体製造装置向けの真空部品やマテリアル製品の販売、精密再生洗浄サービスなどが需要拡大すると、22年3月期の業績を上方修正して過去最高益を更新する予想です。 決算が嫌気され売られていたジェイテックコーポレーション<3446>ですが、研究機関向けX線ナノ集光ミラーを手掛ける同社の技術は、次世代のEUV露光装置の素地があります。オランダASMLに採用される可能性もあり、監視を強めておりますよ。 半導体レーザー技術を使ったデバイス開発を展開するQDレーザ<6613>は8月下旬に底を打って切り返した模様です。究極の半導体レーザーである「量子ドットレーザー」の先駆者としての注目度も高く、業績も黒字化まであと少しと待ち遠しいですな。 半導体の各種テストサービスを提供するテラプローブ<6627>は、8月13日の決算発表で経常利益が前年同期の6.0倍に拡大しました。この先も車載向けやフラッシュメモリコントローラなどのロジック製品の需要拡大を見込んでいるとの事で、再び高値を目指せるかと監視しております。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《RS》
関連銘柄 6件
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高精度楕円集光ミラー等の製作・販売を行うオプティカル事業が主力。自動細胞培養装置、半導体加工装置・研磨装置等も。オプティカル事業の売上は下期偏重傾向。ライフサイエンス・機器開発事業は営業展開の強化図る。 記:2024/11/28
6613 東証グロース
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+23(%)
時価総額 13,990百万円
量子ドットレーザやDFBレーザなどのレーザデバイス事業が主力。光通信用量子ドットレーザの量産化に世界で初めて成功。レーザアイウェア事業も展開。DFBレーザは半導体検査、医療機器用途向けが販売順調。 記:2024/12/22
6627 東証スタンダード
2,978
1/7 15:30
+152(%)
時価総額 27,645百万円
半導体製造工程のテスト受託会社。台湾PTI傘下。半導体製品のウエハテスト、ファイナルテストの受託を手掛ける。半導体テストプログラムの開発等も。ファイナルテスト領域の拡大、工場のAI拡充などを図る。 記:2024/08/10
2,624
1/7 15:30
+62(%)
時価総額 123,638百万円
真空シール、石英製品、セラミックス製品等の製造・販売を行う半導体等装置関連事業が主力。サーモモジュール、パワー半導体用基板等の電子デバイス事業も。デジタル化・自動化の推進などで生産効率の向上を図る。 記:2024/10/06
6920 東証プライム
15,870
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+870(%)
時価総額 1,496,319百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置、レーザー顕微鏡なども。1960年創業。24年9月に新製品「SiCウェハ欠陥検査/レビュー装置SICA108」を発表。 記:2024/11/11
6951 東証プライム
5,845
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+239(%)
時価総額 301,210百万円
電子光学機器、分析機器、計測検査機器を手掛ける理科学機器メーカー。1949年設立。電子顕微鏡で世界トップシェア。産業機器、医用機器なども展開。理科学・計測機器事業は電子顕微鏡を中心に引き合い順調。 記:2024/10/14