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急ピッチの下げの反動から買い戻しの動きが活発に【クロージング】

2021/8/2 15:52 FISCO
*15:52JST 急ピッチの下げの反動から買い戻しの動きが活発に【クロージング】 2日の日経平均は大幅反発。497.43円高の27781.02円(出来高概算10億6000万株)で取引を終えた。前週末の大幅安の反動から自律反発を狙った買いが入ったほか、好業績銘柄を個別に物色する動きが強まった。また、中国を初めとするアジア市場が堅調に推移していたほか、グローベックスの米株先物も上昇して推移するなか、商品投資顧問業者(CTA)などの短期筋による先物買いも入ったと見られ、先物高を映した裁定買いも加わり、後場中盤に一時27834.60円まで上げ幅を広げる場面もあった。ただ、新型コロナウイルスの新規感染者数の増加傾向に歯止めがかからず、心理的な節目である28000円を前に戻り待ちの売りなども出ていた。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄数は1800を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では、空運を除く32業種が上昇し、海運が9%を超える大幅高となったほか、鉄鋼、ガラス土石、パルプ紙、金属製品、卸売などの上げが目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、信越化<4063>、ダイキン<6367>が堅調。一方、第一三共<4568>、ファーストリテ<9983>、資生堂<4911>、エムスリー<2413>、コマツ<6301>が軟調だった。 前週末の米国市場は、アマゾン・ドット・コムの予想を下回る売上高見通しが嫌気され、主要株価指数は反落した。ただ、アマゾンの弱気な業績予想は、先週末の東京市場で織り込んでおり、米株安は材料視されず、急ピッチの下げに対する自律反発を狙った買いが優勢となった。また、米株先物が値を上げていることも投資マインドの改善につながった。また、国内企業の第1四半期決算が本格化しているが、好決算銘柄を中心に幅広い銘柄に買いが入ったほか、先週末に急落したファナック<6954>の反発も安心感に。 しかし、新型コロナウイルスの新規感染者数の増加基調に歯止めがかかっていないうえに、米国の経済指標も回復傾向の鈍化、中国政府による企業への規制強化観測など、懸念要因が山積している。世界の景気敏感株とされる日本株が調整局面から抜け出したとみるのは時期尚早のようだ。また、好決算への反応が1日あるいは2日程度しかもたず、結果的に利食いのきっかけとなるケースも多く、本日値を上げた銘柄の上昇基調が当面続くのかを見極めたいとする模様眺めムードも根強い。 《FA》
関連銘柄 10件
2413 東証プライム
1,746.5
10/15 15:00
+11(%)
時価総額 1,185,755百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
4063 東証プライム
6,126
10/15 15:00
±0(%)
時価総額 12,399,777百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4568 東証プライム
4,966
10/15 15:00
-16(%)
時価総額 9,668,971百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
4911 東証プライム
3,686
10/15 15:00
-4(%)
時価総額 1,474,400百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
6301 東証プライム
4,083
10/15 15:00
-3(%)
時価総額 3,973,355百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6367 東証プライム
19,150
10/15 15:00
-280(%)
時価総額 5,613,133百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6954 東証プライム
4,027
10/15 15:00
-52(%)
時価総額 4,065,446百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
26,770
10/15 15:00
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時価総額 12,625,615百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
53,520
10/15 15:00
-970(%)
時価総額 17,031,188百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
9,470
10/15 15:00
+516(%)
時価総額 16,316,374百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17