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*14:58JST 米国株見通し：上げ渋りか、FOMCを注視 （14時50分現在） S&P500先物　　　　　　4,240.88（+4.38） ナスダック100先物　　14,011.12（+25.37） グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は25ドル高。NY原油先物（WTI）は強含み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。 11日の取引で主要3指数は続伸。プラスを維持し、13ドル高の34479ドルで取引を終えた。この日発表されたミシガン大学消費者態度指数は予想を上回る強い内容となり、消費関連を中心に正常化を先取りした買いが先行。また、長期金利の上昇が抑制されたことで、引き続きハイテク株が選好された。ただ、15-16日開催の連邦公開市場委員会（FOMC)に向け、緩和縮小論議を見極めようと終盤にかけて買いが縮小し、指数は失速した。 本日は上げ渋りか。新型コロナウイルス向けワクチンの接種が進展するなか、引き続き消費関連銘柄に買いが入りやすい地合いとなりそうだ。また、NY原油先物（WTI）が1バレル＝71ドル台に強含み、関連銘柄をけん引しよう。一方、連邦準備制度理事会（FRB)が明日から開催するFOMCに向け、根強い資産買入れの段階的縮小（テーパリング）観測が意識されそうだ。そのため買いは抑制される可能性もあり、指数は上値の重さが目立つだろう。 《TY》