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NY為替:ドル反発、将来的な米量的緩和策縮小の思惑広がる

2021/5/20 7:03 FISCO
*07:03JST NY為替:ドル反発、将来的な米量的緩和策縮小の思惑広がる 19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円58銭まで下落後、109円30銭まで反発し、109円22銭で引けた。暗号通貨相場急落や株安を警戒してリスク回避の円買いが優勢となった。その後、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(4月27-28日会合分)で、複数の参加者が、「経済が急回復した際には資産購入ペースの調整に向けた議論を始めるのが適切」と指摘したことが判明し、金融緩和縮小の思惑を受けてドル買いが再燃した。 ユーロ・ドルは1.2239ドルまで上昇後、1.2160ドルまで反落し、1.2176ドルで引けた。欧州連合(EU)は、ワクチン接種を完了した渡航者についても隔離措置なしでの入域を許可することに合意したとの報道を受けてユーロ買いが一時優勢となった。ユーロ・円は133円38銭から132円64銭まで下落。ポンド・ドルは1.4180ドルから1.4100ドルまで下落した。ドル・スイスは0.8996フランまで下落後、0.9048フランまで上昇した。 《MK》