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前場に注目すべき3つのポイント~景気敏感株への押し目を拾う流れが意識されやすい

2021/1/18 8:28 FISCO
*08:28JST 前場に注目すべき3つのポイント~景気敏感株への押し目を拾う流れが意識されやすい 18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:景気敏感株への押し目を拾う流れが意識されやすい ■串カツ田中HD、21/11上方修正 営業損失▲4000万円←▲1.1億円 ■前場の注目材料:トヨタ、米で排ガス不具合の報告遅れ、制裁金190億円 ■景気敏感株への押し目を拾う流れが意識されやすい 18日の日本株市場は、利食い優勢の相場展開が見込まれそうである。15日の米国市場はNYダウが177ドル安だった。銀行決算や3カ月連続で減少した12月の小売売上高に失望。バイデン大統領が提示した1.9兆ドル規模の追加経済対策を巡り議会での承認が困難になるとの懸念に加え、新型コロナウイルスによる死者数の増加で期近の回復見通しが悪化したことも売り材料となり終日軟調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比140円安の28320円。円相場は1ドル103円80銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から利食い優勢の展開になりそうだ。日経225先物はナイトセッションで28140円まで下げる場面がみられており、18日の米国市場は祝日で休場となることもあって海外勢のフローが限られることもあるため、やや仕掛け的な売りが意識されやすい面もありそうだ。急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されているほか、先週末の米国市場の下落もあって調整リスクが意識されてきやすく、ヘッジ対応の売りも出やすいところであろう。 一方で20日の米大統領就任式を控えていることから改めてバイデン政権に対する期待感が高まりやすく、米国市場の反応を見極めたいとする流れに向かいやすい。そのため、下を売り込む流れになりづらく28000円固めの展開を意識しておきたいところであろう。急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されているが、一方で押し目買い意欲も強いと考えられる。物色の流れとしては上値追いこそ慎重ながらもバイデントレードを意識した景気敏感株への押し目を拾う流れが意識されやすいと考えられる。 脱炭素を中核とした再生エネルギー関連のほか、成長期待の大きい半導体関連への物色は根強いと考えられる。また、米国では決算発表が本格化してきており、先週末は銀行株の決算が嫌気されている。今週は19日にゴールドマン・サックスやネットフリックス、20日にアルコア、モルガン・スタンレー、テラダインなどが予定されており、米企業決算の内容も影響を与えそうである。 ■串カツ田中HD、21/11上方修正 営業損失▲4000万円←▲1.1億円 串カツ田中HD<3547>は2021年11月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の84億円から87億円、営業損失は1.1億円から4000万円の赤字に上方修正している。新型コロナウイルス感染拡大による影響を受けつつも、店内における各種感染対策をしっかりと講じ、また、需要が高まってきたテイクアウト・デリバリーにも対応したことにより、想定よりも新型コロナウイルス感染拡大による影響を抑えることができた。 ■前場の注目材料 ・1ドル103円80-90銭 ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・海外コロナ向けワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・トヨタ<7203>米で排ガス不具合の報告遅れ、制裁金190億円 ・野村<8604>スパークスと非上場向け投資法人を設立 ・ダイセル<4202>印にエアバッグ用インフレーターの生産拠点、23年12月稼働 ・サコス<9641>除菌ロボの短期レンタル開始、1カ月単位、手軽にテスト導入 ・蛇の目<6445>24時間風呂から撤退、ミシンと産業機械に集中 ・IDEC<6652>IDEC子会社、米で制御盤規格認証 ・日新電機<6641>ベトナムでコーティング受託 ・ENEOS<5020>導電フィルム開発、低抵抗と高透明性両立 ・アステラス薬<4503>診断しながらがん治療、米社と共同研究 ・キッセイ薬<4547>潰瘍性大腸炎治療薬の第3相試験完了 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・11:00 中・10-12月期GDP(前年比予想:+6.2%、7-9月期:+4.9%) ・11:00 中・12月鉱工業生産(前年比予想:+6.9%、11月:+7.0%) ・11:00 中・12月小売売上高(前年比予想:+5.5%、11月:+5.0%) 《ST》
関連銘柄 11件
3547 東証スタンダード
1,539
10/10 15:00
-9(%)
時価総額 14,465百万円
串カツ専門店を直営・FCで全国展開。冷凍串カツをインターネットでも販売。新業態の「鳥玉」「焼肉くるとん」を育成へ。認知度上昇や価格改定効果で堅調。拠点集約化等でコスト抑制。人件費増や施設費などこなす。 記:2024/08/05
4202 東証プライム
1,330.5
10/10 15:00
-2.5(%)
時価総額 403,066百万円
1919年創業の化学メーカー。酢酸等のマテリアル事業が主力。自動車エアバッグ用インフレータ、化粧品原料、医薬品用添加剤、ディスプレイ材料等も手掛ける。総還元性向40%以上目標。酢酸は国内外で拡販図る。 記:2024/08/29
4503 東証プライム
1,766
10/10 15:00
+19(%)
時価総額 3,242,115百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4547 東証プライム
3,750
10/10 15:00
+25(%)
時価総額 194,291百万円
製薬メーカー中堅。長野県松本市に本社。過活動膀胱治療薬等の泌尿器科用薬剤、高リン血症治療薬等の腎・透析科用薬剤が柱。情報サービス事業、建設請負事業なども手掛ける。潰瘍性大腸炎治療薬などは販売順調。 記:2024/05/02
5020 東証プライム
840.3
10/10 15:00
-4.7(%)
時価総額 2,714,407百万円
大手エネルギーグループ会社。石油元売りトップ。サービスステーションの運営や石油・ガス開発、金属資源開発、製錬を行う。今期3Q累計は原油価格や金属価格の下落が影響も、在庫影響を除き営業増益となった。 記:2024/04/16
6445 東証プライム
858
10/10 15:00
+3(%)
時価総額 16,749百万円
家庭用ミシンメーカー。1921年創業。家庭用ミシン、卓上ロボットで国内トップシェア。ソフトウェア開発等のIT関連事業も。海外売上高比率は7割超。家庭用機器事業では学校教育向けサービスの拡充などに注力。 記:2024/06/18
6641 東証プライム
1,696
4/26 15:00
-1(%)
時価総額 182,883百万円
電力機器メーカー。半導体・液晶製造装置や太陽光発電機器も。収益4Q偏重傾向。親会社の住友電気工業が完全子会社化に向けて行ったTOBが成立。同社株は4月27日付で上場廃止に。23.3期3Q累計は営業益続伸。 記:2023/04/12
6652 東証プライム
2,527
10/10 15:00
-10(%)
時価総額 83,957百万円
FA制御機器総合メーカー。制御用操作スイッチで国内トップシェア。再生可能エネルギー事業、次世代農業ソリューション等も。電子部品の納期改善で、24.3期3Qはオートメーション&センシング事業が増収確保。 記:2024/04/16
7203 東証プライム
2,581
10/10 15:00
+17.5(%)
時価総額 42,108,981百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8604 東証プライム
793.2
10/10 15:00
+2.2(%)
時価総額 2,564,862百万円
国内最大級の総合証券「野村證券」を中核とする持株会社。野村アセットマネジメント、野村信託銀行等も傘下に持つ。預り資産は153兆円超で業界トップ。インベストメント・マネジメント部門は運用資産残高が過去最高。 記:2024/06/17
9641 東証スタンダード
431
7/14 14:59
+1(%)
時価総額 18,476百万円
建設機械レンタル会社。建設現場やプラント、鉄道向けにレンタルする。中古建機の買取や販売、事務所用備品のレンタルなども行う。22.9期2Qは増収。西尾レントオールがTOB実施。成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2022/05/13