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JASDAQ平均は大幅に続落、地政学リスクへの警戒感高まる

2022/3/4 16:37 FISCO
*16:37JST JASDAQ平均は大幅に続落、地政学リスクへの警戒感高まる [JASDAQ市況] JASDAQ平均 3,555.84 -36.13/出来高 7495万株/売買代金 406億円J-Stock Index 3,246.88 -69.90  本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはそろって大幅に続落、値上がり銘柄数は115(スタンダード114、グロース1)、値下り銘柄数は463(スタンダード430、グロース33)、変わらずは30(スタンダード29、グロース1)。  本日のJASDAQ市場は軟調な展開となった。前日3日の米国株式市場で、ダウ平均は96.69ドル(0.29%)安の33794.66ドルと反落。米株式市場の取引開始時点では、ロシアとウクライナの2回目の停戦交渉への期待感があったものの、2月のISM非製造業景況指数が予想外に悪化し、さらに、ロシアのプーチン大統領が強硬姿勢を維持する姿勢を強調したことなどから、警戒感が払しょくできず、終日軟調に推移した。軟調な米株式市場を受け、本日のJASDAQ平均は下落してスタートした。昨年12月以降、JASDAQ平均は25日移動平均線近辺で上値を抑えられる展開となっており、先週末からの戻り相場でもこの水準を明確に上抜けることができず、市場では上値の重さが意識された。そうした中、今日は前場に、「欧州最大規模のウクライナのザポリージャ原子力発電所で、ロシア軍の攻撃により火災が発生した」と伝えられたことなどから、地政学リスクへの警戒感が強まり、投資家がリスク資産を回避する姿勢に拍車がかかり、JASDAQ平均は前場に下げ幅を拡大した。後場に入っても、原発火災に関する正確な情報が把握しにくいこともあり、株価の戻りは鈍く、また、今日は週末ということに加え、米国で今晩発表される2月の雇用統計を見極めたいとして積極的な売買は見送られ、次第に様子見ムードが広がる展開となった。  個別では、2月14日の決算発表を機に人気化したUFHD<4235>が利益確定売り優勢で14%を超す下げで下落率2位となり、ウクライナの原発火災報道もあり前場に大幅高となった放射能測定などを手掛ける環境管理センター<4657>が後場は一転大幅安で下落率4位となったほか、株主が提案した取締役5人の選任が可決されたと3月1日に発表し急騰した太洋物産<9941>が人気離散で10%を超す下げとなった。また、サイバーセキュリティ関連として今週人気化したセキュアヴェイル<3042>も利益確定売りに押され10%を超す下げとなり3日続落し、ウクライナの原発火災報道を受け原発関連の事業を手掛ける助川電気<7711>が7%を超す下げで下落率10位となった。  一方、対ロシア制裁で都市鉱山での有価金属回収が注目されたアサカ理研<5724>が15%を超す上げで上昇率1位で、地政学リスクの高まりから安全資産とされる金の価格が上昇しており金取引を手掛ける第一商品<8746>が今日も人気で上昇率2位となり、ウクライナの原発火災報道で防毒マスクを手掛ける重松製<7980>が7%を超す上げで上昇率3位となったほか、防塵・防毒マスクの興研が上昇率12位となった。また、不適切な会計処理の再発防止策の実施状況を発表したJHD<2721>が3%を超す上げで上昇率9位だった。  JASDAQ-TOP20では、メイコー<6787>、東洋合成<4970>、ユビAI<3858>などが下落した。 [JASDAQ市場 上昇率・下落率上位10銘柄] ・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 5724|アサカ理研 | 1496| 206| 15.97| 2| 8746|第一商品 | 187| 15| 8.72| 3| 7980|重松製 | 885| 61| 7.40| 4| 9978|文教堂HD | 46| 3| 6.98| 5| 7265|エイケン工業 | 2602| 150| 6.12| 6| 2700|木徳神糧 | 3830| 160| 4.36| 7| 9421|エヌジェイHD | 627| 25| 4.15| 8| 4124|大阪油化 | 1300| 48| 3.83| 9| 2721|JHD | 258| 9| 3.61| 10| 2970|グッドライフC | 713| 24| 3.48| ・値下がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 3350|RED | 45| -12| -21.05| 2| 4235|UFHD | 2566| -429| -14.32| 3| 9176|佐渡汽 | 121| -20| -14.18| 4| 4657|環境管理 | 433| -54| -11.09| 5| 9941|太洋物 | 1259| -155| -10.96| 6| 3042|セキュアヴェイ | 288| -35| -10.84| 7| 1400|ルーデン | 140| -13| -8.50| 8| 3814|アルファクス | 481| -41| -7.85| 9| 2134|サンキャピタル | 24| -2| -7.69| 10| 7711|助川電 | 846| -69| -7.54| [J-Stock Index構成銘柄 上昇率・下落率上位10銘柄] ・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 6425|ユニバーサル | 2362| 22| 0.94| 2| 4293|セプテーニHD | 653| 3| 0.46| 3| 6677|エスケーエレク | 847| 1| 0.12| 4| 3776|ブロバンタワ | 166| 0| 0.00| 5| 4699|ウチダエスコ | 4115| 0| 0.00| ・値下がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 6957|芝浦電子 | 6690| -480| -6.69| 2| 4970|東洋合成 | 8670| -570| -6.17| 3| 6626|SEMITEC | 6440| -410| -5.99| 4| 7748|ホロン | 2803| -177| -5.94| 5| 3933|チエル | 806| -44| -5.18| 6| 6890|フェローテク | 2207| -110| -4.75| 7| 7716|ナカニシ | 1976| -96| -4.63| 8| 5381|Mipox | 993| -47| -4.52| 9| 7777|3Dマトリクス | 360| -17| -4.51| 10| 7826|フルヤ金属 | 8630| -390| -4.32| 《FA》
関連銘柄 12件
2721 東証スタンダード
154
10/4 15:00
-2(%)
時価総額 1,098百万円
神奈川県、兵庫県でフットサル施設を運営。産業廃棄物処理施設の管理・運営等を行う環境ソリューション事業、太陽光発電施設の仕入・販売等を行う太陽光事業なども。スポーツ事業ではイベント企画で集客増を図る。 記:2024/08/02
3042 東証グロース
279
10/4 15:00
+3(%)
時価総額 2,146百万円
ネットワーク・セキュリティの運用監視サービスを中心に、情報セキュリティ人材の育成・派遣も展開。既存案件への増員等で人材サービス事業は収益伸長。投資有価証券売却益を計上。24.3期3Qは最終黒字転換。 記:2024/04/09
3858 東証スタンダード
384
10/4 15:00
-2(%)
時価総額 4,016百万円
海外ソフトウェアの輸入販売等を行うソフトウェアディストリビューション事業が柱。自社開発によるデバイス組込み用ソフトウェアの開発、販売等も。ソフトウェア開発品質向上支援ツールの取り扱い拡充などを図る。 記:2024/08/05
852
10/4 15:00
+6(%)
時価総額 14,337百万円
湿式ポリウレタンレザーの製造・販売等を行う。ULTRALEATHER、BRISAが旗艦ブランド。自動車用が主力。家具用、航空機用なども。26.12期売上高307億円目標。売上収益源の多様化に取り組む。 記:2024/07/08
4657 東証スタンダード
445
10/4 15:00
+7(%)
時価総額 2,101百万円
環境総合コンサルティング会社。土壌調査や水質調査などの調査測定、ラボ分析、環境コンサルタント、対策工事等を手掛ける。ベトナム等での海外事業も。設備工事関連の強化、環境関連や防災・災害関連商品の販売に注力。 記:2024/07/02
4970 東証スタンダード
7,940
10/4 15:00
-220(%)
時価総額 64,655百万円
感光性材料事業が主力。フォトレジスト用感光材分野で世界シェアトップクラス。電子材料向け溶剤や香料材料等の製造・販売を行う化成品事業も。25.3期は2桁増収計画。生産能力の増強により、拡大する需要に対応。 記:2024/07/08
5724 東証スタンダード
906
10/4 15:00
+1(%)
時価総額 4,661百万円
都市鉱山等からの有価金属の回収・再生を行う貴金属事業が主力。使用済みエッチング用薬液の再生・販売、品質管理システムの販売等も。既存事業は新規開拓に注力。リチウムイオン電池再生事業の事業化等に取り組む。 記:2024/07/02
6787 東証プライム
6,070
10/4 15:00
-10(%)
時価総額 162,694百万円
プリント基板の設計・製造を行う。車載向けが主力。両面・多層スルーホール基板、ビルドアップ基板、フレキシブル基板等が主要製品。ハイエンドスマートフォン向け基板の拡販に注力。27.3期売上高2700億円目標。 記:2024/06/24
7711 東証スタンダード
1,754
10/4 15:00
+29(%)
時価総額 10,296百万円
シース熱電対や測温抵抗体、マイクロヒーター、模擬燃料集合体、ナトリウム用電磁ポンプなどを手掛ける。茨城県高萩市に本社。電力各社などが主要納入先。電磁ポンプなど各種溶融金属機器の拡充などに取り組む。 記:2024/06/13
7980 東証スタンダード
829
10/4 15:00
+1(%)
時価総額 5,969百万円
防塵・防毒マスクなどの労働安全衛生保護具を製造・販売。筆頭株主のエアウォーター防災が生産する自給式呼吸器の販売も。新型コロナ対策向けマスクは受注減。順調な受注により、24.3期3Qは商品売上が2桁増。 記:2024/04/16
8746 東証スタンダード
384
10/4 15:00
+24(%)
時価総額 3,849百万円
20年に金先物取引事業を譲渡し、金地金売買が柱に。商品デリバティブ取引、海外子会社による暗号資産「Kinka」の販売も。インフレで金地金への需要増を見込む。貸金企業買収で持分法利益上乗せ。金の価格と連動する暗号資産「Kinka」の販売開始。 記:2024/05/09
9941 東証スタンダード
891
10/4 15:00
-9(%)
時価総額 1,723百万円
畜産物が主力の専門商社。牛肉や鶏肉、豚肉の食肉に加え、大豆等の穀物や加工食品、化学品、産業機械、自動車部品を扱う。輸入鶏肉は取扱量の縮小進める。ファンケル及び中国販売代理店と販売特約店契約を締結。 記:2024/04/29